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参加者に聞く「職場密着インターン」の魅力とは? Vol.2

Culture

ソニーグループでは、2024年2月上旬から3月上旬にかけて「職場密着インターン」を開催します。全128のコースから専門性や興味に合わせて選択し、実際の職場で社員と同じように業務に取り組みながら本気のフィードバックを受けられる2週間*のプログラムです。過去の参加者からは「学生同士のグループワークではなく、実際の職場で社員と机を並べて実務を経験することで、就業イメージがとても湧いた」「自分の知識やスキルがどこまで役に立つか、何が不足しているのかを知ることができ、今後やるべきことが明確になった」などの声が寄せられ、毎年高く評価されています。
*期間はコースによって異なる場合があります。詳細はサイトをご確認ください。
ソニーグループ 職場密着インターン
<インターンシップ過去参加者の声はこちらからご覧いただけます>

今回は、職場密着インターンに夏と春の2回参加し、ソニーに入社した長谷川さんに、本インターンシップの魅力、インターンシップを通じて気づいたことを伺いました。

長谷川 佳乃
鷲尾 美波

<長谷川さんが春季に参加したコース>
ソフトウェア設計【映像ソリューション】
※2021年度のプログラムのため、現在は変更の可能性があります。

自分の「好き」を全面に押し出して。

──長谷川さんは春季のインターンに参加した部署から内定が出て、現在働いていらっしゃるとお聞きしました。まず今のお仕事の内容を教えてください。

私は今、カメラに関連するソフトウェア開発を担当しています。イメージしやすい例を挙げると、私たちが利用するネットショッピングサイトでは、膨大な数の商品に関連する写真をたくさん目にしますよね。商品を前からも後ろからも撮影し、明るさを調整する編集作業を人の手でやるのは時間と手間がかかります。これらを全て自動化できるようなソフトウェアを作るのが、私の業務の一例です。

──なるほど。ソフトウェアの開発については、学生時代から学んでいたのでしょうか。

学生時代の研究テーマと業務内容はそこまで近くなかったです。学生時代は生物情報という分野で、タンパク質の配列を解析する研究などをしていました。多少プログラミングやAIに触れたことはありましたが、カメラに関連することは全く経験がありませんでした。

──そうだったのですね。専攻とは少し異なるコースに応募されて、インターンシップの面接でどのようなことをアピールしましたか。

研究とは違う分野でなぜソニーを希望するのかを理論づけて説明できるように意識しました。もともと私は映画や音楽が好きで、エンタテインメントに携わりたいという気持ちが強く、自分が何を研究しているかよりも「仕事でもわくわくしたい」と将来の軸を強調して話すようにしました。実際の面接で、自分がいかに映画や音楽が好きかを熱量たっぷりに語ったことを覚えています。面接員の方が「本当に好きなんだね」と笑ってくださったのも印象的でした。

自分の経験を生かし切った、あっという間の2週間。

──長谷川さんが春インターンで参加されたコースの内容を教えてください。

私は、ソフトウェア設計【映像ソリューション】コースで2週間のプログラムに参加しました。インターンシップの冒頭で「オンラインライブを盛り上げるためのアプリの提案」というお題を与えられ、プロトタイプを作成し最終日に成果として発表しました。もともとテーマに強い関心があった上、お題に沿っていればあとは自分次第という自由度がとても楽しく、お題を見た瞬間から「私がやりたいことを実現できる会社だ」と感じました。チューターの社員の方が相談に乗ってくださったので、いつでも気軽に質問できるような環境だったのも良かったです。

──本インターンシップは名前にもある通り、職場に「密着」した内容だと感じましたか。

そうですね。個人ワークを進めるだけでなく、オンライン会議ツールでチャット機能を使ったり、一部の定例会議に参加させていただいたり、実際に社員の皆さんが働いている姿を間近に見ることができました。また、実際に業務で使用しているツールを使ってアプリの開発を経験したことで、自分が好きな分野での技術力を伸ばすことができて、とても有意義な2週間だったと思います。

──2週間にわたるこの職場密着インターンに参加することで、長谷川さんは何を得ようとしていましたか。

私の場合、ソニーはずっと第1志望だったので、その中で自分に合っている職種が何か、その職種の業務内容は何か、自分が職場に溶け込めるのかなどについて知りたいと思い、参加しました。また、就職活動の軸にしていた「自分がわくわくできるか」を確かめました。見事にわくわく続きで、あっという間の2週間だった印象です。

ユーザーと接点を持ちながら仕事をしたいという気づき。

──長谷川さんは春インターンの前に夏インターンも参加されたそうですね。2回インターンシップに参加したことには理由があったのでしょうか。

実は、夏インターンでは研究職系のコースで1か月間働かせていただきました。参加当初は、コースの内容が大学での研究内容と近いので、自分にも合うはずだと思っていましたが、インターンシップを通じてこの先ずっと研究を続けていく未来が私には見えないと気がつきました。仕事との相性は人それぞれだと思いますが、私の場合はよりユーザーに近い立場で、開発職として技術力を生かしていきたいと強く感じました。そこで、今の業務につながるソフトウェア設計コースのインターンシップも受けてみようと思いました。

──2回のインターンシップ参加を通してご自身の好き嫌いや強み・弱みを把握し、キャリアビジョンも変わったのですね。

その通りです。春インターンでお題だったオンラインライブに関して、ソニーミュージックの社員にヒアリングする機会も設けていただきました。自分が好きなことに熱中できる環境で、ユーザーに寄り添いながら仕事をすることが自分のやりがいにつながると実感することができました。

──インターンシップ参加を通じて、ソニーに対するイメージは変わりましたか。

最初からグローバルな会社だというイメージがあり、それは間違っていませんでした。インターンシップに参加したときに印象的だったのは、ソニーにはとにかく視野が広く、何に対しても興味を持って働いている社員が多いということです。インターン期間中に私の趣味の話をしたとき「例えば趣味のこの部分を仕事にも役立てられそうだね」とモチベーションを高めてくださる方がいて、趣味くらい楽しく仕事に熱中できる環境だなと思いました。自らどんどん仕事を見つけに行くような積極性を持つ方も多く、私ももっと頑張ろうと背中を押される気持ちになりました。

職場密着インターンでしかわからないことがある。

──あらためて、職場密着インターンへの参加を検討している方に向けて、本インターンシップの魅力を教えてください。

期間が数週間あるので、社風や業務内容などがクリアになるインターンシップだと思います。だからこそ、私自身、入社前後でギャップはほとんどなかったです。本当に自分がソニーに合っているのか、業務を通じて確かめてみたい方には強くお勧めします。

──最後にインターンシップ参加を検討されている方々にメッセージをお願いします。

繰り返しになりますが、ソニーには楽しんで仕事している社員がたくさんいます。好きなことを突き詰めてやる、自分の仕事内容を語るときの熱量、このような多様な社員に囲まれて仕事ができている今、私自身とても楽しいです。ぜひこの職場密着インターンの機会を通じて、ソニーの個性的な社員に会いにきてください。

<編集部のDiscover>
自分に合う仕事に出会えたのは職場密着インターンのおかげだと長谷川さんは何度もおっしゃっていました。インタビュアーである私自身もこのインターンシップの中身を聞けば聞くほど、インターンシップでここまでできるのかとその内容の深さや自由度に驚かされました。
ここまで読んでくださった皆さん、職場密着インターンへの参加をぜひ一度ご検討ください。その体験が皆さんの運命を変えるかもしれません。


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