今年で66回目!ソニーグループ社員の子どもたちへランドセルや文具セットを贈呈。
ソニーのファウンダーの一人である井深大の発案によって1959年に始められた「ランドセル贈呈式」は、2024年で66回目を迎えました。ランドセル贈呈式は、井深の社員の家族や子どもたちに対する温かい思いやりから始まった活動です。井深は、子どもたちの将来に託した夢と共にランドセルを手渡していました。
今年は国内ソニーグループ36社の社員の子どもたち、総勢1390名にランドセルや文具セットを贈りました。
ランドセル贈呈式はソニーシティ(本社)、ソニーシティ大崎、ソニーシティみなとみらい、厚木テクノロジーセンターの4拠点で行いました。当日の様子をお届けします!
※記事に掲載している情報は執筆当時のものです。
贈呈式の様子
冒頭、ソニー吹奏楽団による演奏でお出迎え。子どもたちにもおなじみのアニメのテーマソングや童謡の演奏で会場に花を添えました。
子どもたちはお父さんやお母さんと離れ、自分の席に座ります。緊張気味に待つ子どもたちの様子を、お父さんやお母さんが後方の席から見守ります。
贈呈式が始まると、ソニーグループ株式会社代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹が、もうすぐ一年生になる子どもたちに向けて祝辞を贈りました。かつて井深がランドセル贈呈式で子どもたちに伝えた言葉を受けて、十時が「みなさんは何のために学校に行くかわかりますか?」と問いかける場面もありました。
ランドセルができるまでの製造風景をまとめた動画を視聴しました。贈呈されたランドセルは「SONY」のロゴが刻印されたオリジナルです。
待望のランドセル贈呈の時間。「ありがとうございます!」という子どもたちのうれしそうな声が聞こえてきました。
贈呈式後の様子
子どもたちは、ランドセルや文具セットを受け取った後は職場訪問をし、お父さんやお母さんが働くオフィスを見学しました。食堂ではスペシャルデザートの提供や、オリジナルクッキーのプレゼントなどもあり、多くの社員家族が楽しみました。
参加した社員からのコメント
ランドセル贈呈式に参加した社員家族のコメントを一部ご紹介します。
子どもが生まれる前から、自分の子どもをランドセル贈呈式に連れてくるのが夢でした。そのくらい、贈呈式当日の幸せな空気が好きでしたし、社員とその家族を大事にするソニーの伝統を誇らしく感じていました。
式典の間、一人で椅子に座って話を聞いて、誘導の方の指示に従ってランドセルを受け取り「ありがとう」とちゃんと言えている子どもの様子を遠くから見て、これから少し遠くへ行ってしまうような寂しさを感じつつも、ここまで成長したことを実感してうれしくなりました。
子どもに「会社からランドセルがもらえます」と伝えたら、大喜びでした。「いつもらえるのかな?早くもらいたいな!楽しみだな!」と話していました。
当日、ランドセル贈呈式がとても立派なイベントで、家族みんなで驚きました。式の内容から、ソニーは社員も家族も大切にし、また社員は家族と共に頑張っていることを感じました。
子どもはランドセルをもらい、大喜びでニコニコ笑っていました。子どもの笑顔を見ると私もうれしかったです。会社にありがたい気持ちでいっぱいです。
<編集部のDiscover>
今年で66回目を迎えるランドセル贈呈式。参加した社員の中には「自分も昔、ソニーからランドセルをもらいました」という方もいて、その歴史の長さを実感しました。
贈呈式後、運営事務局には、この記事には載せきれないほどの感謝のメッセージと、うれしそうにランドセルを背負う子どもたちの写真が寄せられたそうです。社員の家族まで大切にする、ソニーらしい取り組みだなと感じました。