SONY

【2025年春インターン応募受付中!】未経験者から会計士資格保有者まで、さまざまな人材を育むソニー経理の高い専門性と業務の幅広さ。

Culture

企業における経理の役割は、企業の経済活動に関わるお金の動きを管理し、経営の意思決定をサポートすること。世界中の国と地域で多様な事業を展開するグローバル企業であるソニーグループ(以下、ソニー)にとって、経理部門が担う業務領域の広さや責任の大きさは想像に難くはないでしょう。
実際に、ソニーの経理組織は高い専門性を有したプロフェッショナル集団(詳細は本文を参照)であると自負しています。また、専門性の高さだけでなく、経理業務の幅広さと人材育成の仕組みも特徴の一つ。大学で会計等を学んでいなかった方でも、入社後に専門性を身につけることができるのが魅力です。ハイレベルな専門性を持つ経理組織で、新入社員はどのように専門性を高めていくことができるのか。そして、そもそもソニーの経理は何がすごいのか、インターンで経理コースを担当する福本さん、松野さん、東山さんに話を聞いてみました。

2025年春インターンBusiness Master Program経理コースの詳細は「ソニーグループ インターンシップ情報」をご覧ください。

福本 雅彦
松野 凌
東山 成美

これが、ソニーの経理の特長。

── ソニーの経理が日本トップレベルを自負するその理由、経理組織としての特長について教えてください。

福本:まず、ソニーには6つの事業セグメントがあるため、異なる経理課題に対応する現場サポート力が求められます。また1,634という連結子会社数(2024年3月時点)は日本一の多さであり、それらを連結して決算数字を取りまとめています。こうした事業環境から、経理業務には高い専門性が求められます。
また、年度末から決算発表までのスピードは上場企業としてトップクラスと言われており、経営のスピーディーな意思決定に貢献できていると自負しています。

東山:資格保有者の数も、ソニーの経理の特徴の一つです。約220名の経理パーソンのうち、約2割が日米会計士の資格保有者です。ソニーで働きながら資格取得された方もいます。

松野:経理組織として特徴的なのは、経理の中に、人材育成やDX(Digital Transformation)推進、ESG(Environment、Social、Governance)といったテーマに取り組む部署が存在することです。これにより経理職能としての専門性を生かしながら、人と組織の成長が実現できていると感じます。

事業領域の広さから生まれる、経理としてのキャリアの可能性。

── 働く人にとってはどのような点が魅力なのでしょうか。

東山:経理担当としてさまざまな事業に関わることができ、また経理業務としてのバリエーションも税務から連結会計、固定資産やタックスプランニングなど多岐にわたります。他社では転職しなければ経験できないような業務にも、社内にいながらチャレンジできるのです。企業における経理業務の中で、ソニーで経験できない業務はまず無いのではないでしょうか。
特に若手のうちは3年に一度くらいのペースで異動があり、さまざまな業務を経験できるため、自身の志向や適性に合わせてキャリアを模索することができると感じます。

松野:経理組織として専門性が高く、各分野における経理のエキスパートが社内にたくさんいることも、キャリア形成において魅力だと思います。働きながら会計士資格を取得した先輩方が職場にいることで、私自身も刺激を受けています。
また経理職について、領収書や伝票を確認して数字を入力するような作業をイメージされる方もいるかもしれませんが、そういった作業の多くは外部へ委託しています。私たちはビジネス課題に対する打ち手を考える企画業務や、経理的判断を伴う業務を担っています。

ソニーは世界中の国と地域でビジネスを展開していますが、経理業務に関しては日本がヘッドクオーター(本部)として主導権を持ちます。高い専門性と大きな裁量を持ってグローバルに働けることは、仕事のやりがいにもつながると思います。

経理分野未経験者も歓迎。専門性は入社後にも高められる。

── 新卒採用においては、大学等で経理や会計について学んでいない方も採用対象にしているとお聞きしましたが、それはなぜでしょうか。

福本:採用時に私たちが重視しているのは、経理における専門性だけでなく、コミュニケーション力や学び続ける姿勢、チャレンジ精神といったさまざまな要素です。もちろん経理に関する知識があれば大歓迎ではありますが、専門性は入社後にも磨いていくことができます。実際に、毎年新卒採用で入社される方の中には、大学で経理や会計を専門に学んでいなかった方もいます。

── 入社後に専門性を高めていく機会としてはどのようなものがあるのでしょうか。

東山:人材育成の場として、月に1~2回のペースで勉強会が行われています。経理パーソンであれば年次を問わず参加でき、学ぶ機会としては非常に魅力的だと感じています。
また、新人メンバー向けには経理部の人材育成課が主催する座学や研修、工場見学などもあります。たとえば決算発表をテーマにした座学では、事前に設定した課題に対して受講生がチーム発表を行った後、経理部門のトップである経理センター長が講師となり、決算発表の内容を解説します。音楽やゲーム部門でのM&Aの話といった、新人のうちから関わることの少ない業務や事業の話が聞けるなど、私も毎回とても勉強になっていました。

松野:働きながら資格取得に挑戦できるという点では、学習のための専門学校の通信講座なども自己負担無く受講できますし、資格取得を組織でサポートする風土があります。

東山:また、入社後1年間は先輩社員がチューターに就くため、日々の業務についてわからないことがあれば何でも相談できますし、毎年新入社員を迎えていますので、組織内に新人育成のノウハウが蓄積されています。

品川本社で勤務する経理の若手社員。
多数の同年代の仲間と切磋琢磨できる環境もソニー経理の魅力

── ちなみに、松野さんと東山さんはなぜソニーで経理をやってみようと思ったのですか?

松野:私は経理という職種自体に元々興味を持っていたのですが、大学時代に国際金融を学んでいたので、金融関連事業にも携わってみたいという思いもありました。ソニーはグループ内にソニー銀行やソニー損保などの金融事業もあり、幅広いキャリアの可能性を感じて入社を決めました。

東山:私は、学生時代は心理学を学んでおり、就活開始時には経理関連の知識はありませんでした。ただ、何か専門性を身に付けたいと考えたときに、イメージしたのが経理でした。お金を扱うプロである経理の専門性は、どの企業のどんな事業においても生かすことができると考えたのです。
ただ当時、具体的な経理業務のイメージは持っていなかったので、まずは実際に、経理ではどのような仕事をしているのか見てみたいと考えていました。そこで、大学の専攻とは違いますが、思い切って経理コースのインターンに参加しました。

インターンでは経理業務の幅広さを感じとってもらいたい。

── 経理や会計について学んでいなくても、インターンに参加できるのですね。では、ソニーのインターンのひとつであるBusiness Master Program(以下BMP)経理コースの内容についても簡単に教えてください。

東山:経理のBMPは3日間のプログラムです。1日目と2日目は講義やワークショップを通して、ソニーの経理業務について知っていただき、3日目には課題についてプレゼンテーションを行っていただきます。また各日、若手社員との交流のための座談会や懇親会も予定しています。

── BMPの狙いについても教えてください。参加する学生のみなさんには、どのようなことを感じ取ってもらいたいですか?

東山:講義やワークショップは、それぞれの事業や業務に携わっている社員に担当してもらうのですが、ソニーの経理業務の幅広さを知ってもらい、そしてそこにおもしろさを感じていただけるとうれしいです。

松野:ソニーの経理にはいろいろな専門性を持った、個性豊かな社員がたくさんいます。実際に働いている社員の姿を見て、話してみると、どこかご自身との共通点がみつかり、これからのキャリアの参考になるような社員にきっと出会えると思います。

── では最後に、BMP参加を検討している方々へメッセージをお願いします。

東山:私のように、大学で会計について学んでいない方にもぜひ参加してほしいです。BMPでは基礎からしっかり学べるので、(もちろん努力は必要ですが)未経験でもソニーの経理業務の魅力を体験していただけると思います。現時点の知識量よりも、学び続ける意欲が大事です。ぜひトライしてみてください!

松野:大学で学ぶ学問としての会計は、ビジネスにおける実務とはやはり異なる部分があります。もちろん大学での学びとつながるところもありますが、ソニーの経理ならではの業務の幅広さや、多様な事業を実際に動かしていく経理実務のダイナミズムを感じられると思います。

福本:ソニーのビジネスには興味があるけど、経理は自分に関係ないかな…と思っている方。そういう方にこそ、ソニーの経理業務のおもしろさを知ってほしいと思っています。私たちが日々向き合っているのは、決まった手順でこなす事務作業ではなく、事業に直接貢献できるビジネス課題です。ソニーのビジネスに携わりたい方はぜひ、BMP経理コースへの応募をご検討ください。

<編集部のDiscover>
経理職というと専門性が高いイメージがあり、なんとなく入社時から専門的な知識や経験を求められるような感覚を持っていました。だからこそ、大学で経理や会計を学んでいなかった東山さんが、BMPの経理コースに参加して、いま経理職として活躍されていることに驚くとともに、なんだかカッコいいなと思いました。キャリアっていうのは、こうやって切り拓いていくんですね。
大学で専門的に学ばれた方はもちろん、そうではない方もぜひ。ソニーのビジネスに興味がある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

関連リンク(取り上げた組織・プロダクト・関連求人)

★Business Master Program含む、2024年春インターン応募受付中!詳細はソニーグループ インターンシップ情報よりご確認ください。
※応募期間
職場密着インターン(1期):2024年10月25日(金) 10:00 ~ 11月7日(木) 10:00
オープンハウス/Business Master Program:2024年10月25日(金) 10:00 ~ 12月5日(木) 10:00

ソニーグループ共通 新卒採用情報ページ

ソニーグループ共通 経験者採用情報ページ

キャリア登録

ページトップへ移動


ワンクリックアンケートにご協力ください

関連記事

関連記事

過去の選考落ちから早数年。その後「キャリア登録」からのスカウトメールをきっかけに再挑戦し、入社することになりました。

Culture

【就活生の目】感動に満ちた世界を創り、次世代へつなぐ。細部までこだわり抜き、作成した「Sony's Sustainability Vision」

Culture

【2025年春インターン応募受付中!】参加者に聞く「職場密着インターン」の魅力とは? Vol.4

Culture

ソニーの多様な働き方を支える、仕組みづくりと風土づくり。

Culture

【就活生の目】ソニーの研修で再確認した、挑戦することの大切さ

Culture

ソニー社員はどのような服装で働いているの?突撃スナップしてきました!

Culture

【ソニーのヒトってどんな人?Vol.5】Discover Sonyをつくっていたら見えてきた。ソニーの魅力再発見!

Culture

グループ連携でつくる、ソニーならではの内々定者懇親会2024

Culture

【就活生の目】新入社員同士のつながりを自然と生み出す、「つながらNight」

Culture

既存の枠組みを超え、ソニーの技術戦略を担う「Corporate Distinguished Engineer」

Culture

【就活生の目】「この取り組みを、未来にもつなげていきたい」東京レインボープライド担当者が語る思い

Culture

自分のキャリアは自分で築く。「上級Iグレード」の社員に聞く、理想のキャリアの描き方。

Culture

今年で66回目!ソニーグループ社員の子どもたちへランドセルや文具セットを贈呈。

Culture

【就活生の目】参加者に聞く「職場密着インターン」の魅力とは? Vol.3

Culture

【就活生の目】社員が自信を持って好きと言える会社。Discover Sonyの編集チームでインターンを始めた私が感じたソニーの魅力

Culture

英語が苦手なエンジニアがシリコンバレーに海外赴任。挑戦の先に見えた景色とは

Culture

新たな価値創造を支える「公募留学制度」。運営する事務局の思いと、実際に留学した社員が得た気づきとは。

Culture

カジュアルに楽しみたい人から、真剣にテニスをしたい人まで!ソニーのテニス部の魅力について、2人の部員にお話を伺いました。

Culture

趣味も会社で。ソニーの「クラブ活動」の魅力とは。

Culture

「実は、社会人になるのが少し不安なんです。」そんな私に、お世話になったソニー社員から返ってきた答えとは。

Culture

    ソニー採用公式SNSでも最新の情報を配信しております!
    是非フォローしてご確認ください!

    • X(旧Twitter)
    • Instagram
    • LinkedIn