報道資料
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1996年4月26日
ソニーは、映像信号の走査線数と走査周波数を変換するフォーマットコンバーター機能と、カラー方式を変換するトランスコーダー機能を一台にまとめたデジタルスキャンコンバーター『DSC-1024』を発売します。
本機はコンポジット、S端子(Y/C)、コンポーネント(Y色差)、RGBの4種類のアナログ入力信号に対応しています。
型名 | 発売日 | 価格(税別) |
---|---|---|
デジタルスキャンコンバーター 『DSC-1024』 |
5月1日 | 598,000円 |
デジタルスキャンコンバーター『DSC-1024』は、新規に開発した周波数可変オフセットサンプリング技術と4ライン垂直補間法技術を採用し、水平走査周波数15kHz〜70kHz、垂直走査周波数50Hz〜120Hzの範囲で、映像信号を異なる解像度を持つ信号形式に変換できます。入力できる4種類の信号間の相互変換がおこなえます。
例えばPALの映像ソースをNTSCに変換したり、RGB出力のコンピュータ・グラフィックスの映像を、ビデオ入力を持つテレビやプロジェクター等に映し出せるように信号変換することができます。
また、NTSC、PAL方式の信号の走査線数を、フィールドごとに2倍に補完して出力することで、動きの速い画像でも自然な再生ができる"ラインダブラー機能"を搭載しています。
さらに、映像の"アスペクト比変換"や"4倍拡大表示"、高画質な"静止画キャプチャー表示"などの特殊効果機能も搭載しています。
本機は、多機能と低価格を実現した高性能デジタルスキャンコンバーターです。
入力信号 | ビデオ |
コンポジットビデオ/ Sビデオ(Y/C) 2系統 RGB/ Y色差 1系統(各ビデオ入力にはループスルー機能を装備) |
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オーディオ | L/R(ステレオ)3系統 | |
出力信号 | ビデオ |
コンポジットビデオ、Sビデオ(Y/C) 各1端子 RGB/ Y色差(15ピンDサブ)1端子 |
オーディオ | L/R(ステレオ)1系統 | |
解像度変換 | 入力周波数範囲 |
水平同期:15.6〜70kHz 垂直同期:50〜120Hz |
出力フォーマット | NTSC/PAL/VGA/SVGA (3種類) | |
ラインダブラー | 2ライン平均化直線補間 | |
フレームメモリー容量 | 1152×1152×24ビット(RGB) | |
サンプリング方式 | ノーマル/位相オフセット(自動切替) | |
サンプリング周波数 | 14.3〜40MHz(位相オフセット時80MHz相当) | |
出力ピクセルクロック | 14.3〜50MHz | |
調整機能 | 色相,色の濃さ,コントラスト,アパーチャ,サイズ,センター,ズーム | |
消費電力 | 30W最大(動作時)/ 3W(電源切) | |
適合規格 | VCCI2種 | |
最大外形寸法 | 424×44×354mm (幅/高さ/奥行き)ハンドルブランケットと足を除く | |
質量 | 約4.1kg | |
附属品 | 信号ケーブル(15ピンDサブ〜BNC ×5個)1本(別売りでVGA対応ケーブル及びリモコンを用意しております) |