報道資料
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1996年7月15日
ソニーは、編集ステーションとの接続によりデッキとして録音・編集が楽しめる、ポータブルMDレコーダー『MZ-R4ST』を発売します。本機は、薄形オーバーライトヘッド機構の採用と4層プリント基板による回路実装の高集積化により、当社従来機『MZ-R3』に対し体積比約74%、本体質量比約79%で、業界最小・最軽量の録音再生機を実現しました。ステーション部は、バックライト付きの大型液晶表示と様々な編集機能を装備しており、演奏状況の確認や文字入力などの編集操作が可能です。
型名 | 発売日 | 価格(税別) | 当初月産 |
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ポータブルミニディスクレコーダー 『MZ-R4ST』 | 7月21日 | 67,000円 | 1万5千台 |
今回発売の『MZ-R4ST』は、ポータブルのMD録音再生機に編集ステーションを組み合わせた新しい商品形態です。MDを搭載していないオーディオシステムと組み合わせることにより、本機1台でデッキとして家で録音・編集、またステーションから取り外しポータブル機として外で録音・再生と、さまざまな楽しみ方ができます。
MDウォークマン部は、ステーションとの接続による録音の他に、外付けマイクによるマイク録音が可能です。リモコンは、カタカナ・英字の曲名表示が可能な液晶付きで、携帯に便利です。電源は、リチウムイオン充電池(付属)とアルカリ単3乾電池2本の併用で、録音時約6時間、再生時約10.5時間の駆動が可能です。
ステーション部は、バックライト付き大型液晶表示を搭載しており、ディスク上の録音・再生位置を示す"ポジションポインター"や収録曲数・演奏中の曲番を20曲まで表示できる"ミュージックカレンダー"など、演奏状況を一目で確認できます。また、編集ボタンを機能別に独立して設け、使い勝手に配慮したレイアウトになっています。文字入力は英字とカタカナに対応しており、液晶に文字が一覧表示される"パレット表示"の中から選択して入力する新方式により、入力操作がわかりやすくなったほか、マイディスクのタイトル作成に便利な42種類の文例集が予め入力されています。DAT(48kHz/44.1kHz/32kHz)、衛星放送のデジタル音声(48kHz/32kHz)の各々のサンプリング周波数を、本機のサンプリング周波数である44.1kHzに変換するサンプリングレートコンバーターを内蔵しており、デジタル音声出力をもつ機器からのデジタル録音が可能です。
1. 録音機でありながら小型化を実現
薄形オーバーライトヘッド機構の採用と、4層プリント基板による回路実装の高集積化の実現により、従来機『MZ-R3』に比べ、体積で約74%、本体質量で約79%、薄さで約77%の小型化を実現しました。録音機でありながら、編集ステーションから取り外すと小型で、持ち歩きに大変便利です。
ケーブルの接続端子はすべてステーション側に装備しているので、録音後、煩わしいケーブル処理の必要がなく、すぐに本体を持ち出すことができます。また、本体をステーションに接続している際は、すべての操作がステーション側でできます。
リモコンの液晶では、曲名が英字もしくはカタカナで表示できます。
内蔵のリチウムイオン充電池(付属)と外付けのアルカリ単3乾電池2本との併用で、録音時約6時間、再生時約10.5時間の長時間駆動が可能です。
録音時にトラックマークの記録ができるので、再生時の頭出しに便利です。
1. 演奏状況の確認に便利なバックライト付き大型液晶表示を搭載
横21文字を表示可能な大型液晶表示なので、ディスク名とトラック名が同時に表示できるほか、ディスク上の録音・再生位置や録音残量を示す"ポジションポインター"、収録曲数や演奏中の曲の番号が表示される"ミュージックカレンダー"(20曲まで表示可能)、L/R独立レベルメーター表示など、一目で確認でき便利です。
一つのボタンに一つの編集機能を持たせるように設定するほか、ボタンのレイアウトも使い勝手に配慮してデザインしました。
液晶に文字が一覧表示される"パレット表示"の中から選択する新方式により、文字入力がよりわかりやすくなりました。また、タイトルやメッセージに利用できる42種類の文例集が予め入力されているので、オリジナルディスク作りに便利です。
(文例集)
カタカナ(21種類) | 英字(21種類) |
ベストヒット | Ballad , Dance ,Classic , Jazz , |
メリークリスマス! | My favorites , For you , |
トッテオキドライブバージョン 等 | Happy Birthday , I love you 等 |
DAT(48kHz/44.1kHz/32kHz)、衛星放送の音声(48kHz/32kHz)の各々のサンプリング周波数を、本機のサンプリング周波数である44.1kHzに変換するサンプリングレートコンバーターを内蔵しており、デジタル信号のままMDへ録音できます。
光デジタル入出力端子(角型)、アナログ入出力端子、ヘッドホン端子を装備、 ミニコンポ等、他のオーディオ機器との接続が可能です。
95年(CY)約80万台で、96年(CY)は220万台に拡大すると予測されます。(ソニー調べ)
形式 | ミニディスクデジタルオーディオシステム | ||
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録音方式 | 磁界変調光学方式 | ||
再生読み取り方式 | 非接触光学式読み取り | ||
チャンネル数 | ステレオ2チャンネル/モノラル1チャンネル | ||
記録再生時間 | 最長148分 ※ステレオ録音時最長74分(モノラル録音時最長148分) | ||
サンプリング周波数 | 44.1kHz | ||
音声圧縮方式 | ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding) | ||
周波数特性 | 20〜20,000Hz±2dB | ||
ワウフラッター | 測定限界以下 | ||
電源 | 充電式リチウムイオン電池(付属)、充電式ニッケル水素電池(別売)、アルカリ単3乾電池2本(別売) | ||
電池持続時間 | (連続録音時) | (連続再生時) | |
(1)リチウムイオン充電池 | 約4時間 | 約6.5時間 | |
(2)ニッケル水素充電池 | 約2時間 | 約3時間 | |
(3)ソニーアルカリ単3乾電池 | 約2時間 | 約4時間 | |
(1)+(3) | 約6時間 | 約10.5時間 | |
(1)+(2) | 約6時間 | 約9.5時間 | |
充電池充電時間 | リチウムイオン充電池:約5時間 | ||
消費電力 | 録音時:1.0W、再生時:0.7W | ||
入力端子 | マイク入力(ステレオミニジャック) | ||
出力端子 | ヘッドホン出力(ステレオミニジャック) | ||
最大外形寸法 | 116×23×78mm(幅×高さ×奥行き)※最大突起含まず | ||
質量 |
本体のみ:約210g、付属充電池含む本体:約255g 使用時:約300g(ディスク、リモコンヘッドホン、リチウムイオン充電池含む) |
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付属品 | リモコン付きヘッドホン、充電式リチウムイオン電池、外付け電池ケース(乾電池/ニッケル水素充電池兼用)、キャリングポーチ、イヤーアダプター |
電源 | AC 100V 50/60Hz |
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入力端子 | 光デジタル入力(角型)、アナログ入力(ピンジャック) |
出力端子 | 光デジタル出力(角型)、アナログ出力(ピンジャック)、 ヘッドホン出力(ステレオジャック) |
サンプリングレートコンバーター | 入力:32kHz/44.1kHz/48kHz、出力:44.1kHz |
消費電力 | 定格10W |
最大外形寸法 | 248×51×149mm(幅×高さ×奥行き)※最大突起含まず |
質量 | 約970g |
付属品 | AC電源コード |