SONY

報道資料
ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
検索日と情報が異なる可能性がございますので、 あらかじめご了承ください。

1996年9月5日

耳の位置で収音することにより自然な音を再現する 業界初 マイク内蔵ダイナミックイヤホン採用の耳かけタイプ補聴器 発売

耳かけタイプ補聴器 『TE-H50』

ソニーは、耳かけタイプの補聴器では初めてイヤホン部にマイクを内蔵(インジイヤー マイク方式)し、耳の位置で収音した音を増幅・調整して自然で聞き取りやすい音を補聴 する『TE-H50』『TE-H30』を発売します。両機は、オーディオ用のイヤホンとマイクを 採用することにより、音楽も楽しめます。従来の補聴器のイメージを一新したデザイ ンで、装着感も向上しています。

型名 発売日 価格(非課税) 本体カラー
耳かけタイプ補聴器
『TE-H50』(L)/(R)
9月10日 65,000円 ダークメタリックグレー
耳かけタイプ補聴器
『TE-H30』(L)/(R)
10月10日 48,000円 ダークメタリックグレー

本機は、耳の位置で通常 音を聞き取るのに近い状態で補聴するため、自然で聞きやすい音が得られます。また両耳に装着することにより、さらに音の方向性や距離感が明瞭なバイノーラルヒアリングが可能です。
本機のイヤホン部には、音への追随性に優れた振動板を用い、繊細な音を再現する、オーディオヘッドホン用のダイナミック型ドライバーユニットを採用。またマイク部には、広帯域の周波数特性をもつエレクトレットコンデンサーマイクロホンを採用することにより、音楽も聞きやすくなっています。デザインは、処理回路を内蔵する本体をハンガー部(耳かけ部)に取り付けることにより、汗を考慮した耳への接触の少ない形状です。ハンガー部には柔らかいシリコンゴム素材や形状記憶合金を使用するなど、装着感が向上しています。『TE-H50』は中等度難聴まで、『TE-H30』は軽中等度難聴まで対応できます。

  • バイノーラル(両耳)ヒアリング

聴力を補うだけでなく、右耳と左耳の位置でそれぞれ収音することによって実現できる、より自然な聞こえ。音を集めるマイク部と、音を再生するイヤホン部を両耳介内に位置させることにより、広がり感、奥行感などの空間音響情報を忠実に再現します。

共通の主な特長

  1. 耳かけタイプ補聴器で初めてマイク内蔵イヤホンを採用
    イヤホン部にマイクを設置することにより、通常 音を聞き取るのに近い状態で補聴できます。両耳に装着することで方向性、距離感に優れた立体的な音で、より聞きやすい音が得られます。
  2. オーディオ用のイヤホンとマイクを採用
    オーディオヘッドホンと同じダイナミック型のドライバーユニットを採用することにより、振動板の追随性に優れ、繊細な音を再現します。広帯域の周波数特性をもつエレクトレットコンデンサーマイクロホンを採用することと合わせ、音楽が聞きやすくなっています。
  3. 今までの補聴器にないデザインと装着感
    装着時の汗への対応として、耳の後部にくる本体を耳から浮かせたデザインを採用し、ハンガー部に柔らかいシリコンゴム素材、形状記憶合金を使用することと合わせて、装着感を向上させています。また、本体カラーは従来の補聴器にはないダークメタリックグレーを採用しており、高級感と落ち着きのあるデザインです。
  4. 指一本で簡単に音量調整ができる電子ボリューム(±5dB)
  5. AGC(自動音量調整回路)採用
    補聴器に入った大きな音を自動的に圧縮し、突然の大きな音から耳を保護します。

主な仕様

TE--H50 TE-H30
耳せん形状 密閉式(シリコンゴム) セミオープン
最大音響利得 50dB 40dB
最大出力音圧レベル(ピーク値) 130dB 以下
規準周波数 2500 Hz
出力制限 AGC (自動音量調整回路)
音質調整 N〜H (連続可変)
使用電池 空気電池 PR44P
電池持続時間(ソニー空気電池使用時) 80時間 100時間
最大外形寸法(幅×高さ×奥行き) 50×50×25mm 50×50×25mm
質量 12g(電池含む) 12g(電池含む)
付属品 耳栓(Lサイズシリコンゴムタイプ)、キャリングケース、空気電池PR44P(1個) 耳栓(S,Lサイズハードタイプ)、キャリングケース、空気電池PR44P(1個)
  • お客様からのお問い合わせ先 :
    ソニー(株)お客様ご相談センター
    東京:03-5448-3311
    名古屋:052-232-2611
    大阪:06-539-5111
このページのトップへ