報道資料
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1996年9月19日
シャープとソニーは、ソニーと米国テクトロニクス社のプラズマアドレス液晶(PALC)技術に関するライセンス契約に基づき、同技術に関するサブライセンス契約を締結するとともに、同技術を用いた大型フラットディスプレイパネルの共同開発を行うことで合意いたしました。
かねてより両社は、シャープの広視野角液晶技術と、ソニーのプラズマアドレス液晶技術を持ち寄り、広視野角・高性能なフラットディスプレイパネルの開発を行うべく、技術的検討を重ねてまいりました。
今後は、本契約に基づき、広視野角PALCの開発から生産に亘る幅広い協力を行い、広視野角・高コントラスト・低価格の大型(40インチクラス)フラットディスプレイの実現をめざしてまいります。
共同開発プロジェクトの期間は1996年10月から3年間で、相互に人員を派遣して開発を行い、1997年秋を目処に大型フラットディスプレイパネルのサンプル出荷を開始する予定です。
プラズマアドレス液晶(PALC)は、
など、数々の特長を有しています。
両社は、この度の共同開発の成果により、20インチクラスから50インチクラスまでの「壁掛けテレビ」や、場所を取らないコンピューターディスプレイなど、AV技術とコンピューター技術の融合が進む21世紀のマルチメディア時代に向けて、薄型・軽量・高画質な次世代家庭用ディスプレイが実現できると確信しています。s