報道資料
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1996年11月26日
ソニーは、画像処理機器組み込みに最適な小型/軽量の高解像度白黒カードカメラモジュール『CCB-MS37CE』を商品化します。今後市場の拡大が見込まれる2次元コードの読み取り機など幅広い画像処理分野での需要に向け、積極的なビジネス展開を図って参ります。
型名 | 発売日 | サンプル価格(税別) |
---|---|---|
白黒カードカメラ モジュール 『CCB-MS37CE』 |
97年1月 | 3万円 |
今回商品化する『CCB-MS37CE』は44万画素(752×582)の1/3インチHyper HAD CCD(CCIR)を用いた高解像度白黒カードカメラ モジュールです。最新の高密度実装技術を駆使し、基板サイズ19.8mm×39.5mmの3枚基板(CCD基板、プロセス基板、電源基板)で構成、小型・軽量化の進む携帯型画像処理機器への組み込みに適した形状です。
パワーセーブモードを装備し、使用時にはスタンバイ状態から瞬時(約60msec)で立ち上がる当社独自のクイックスタート(特許出願中)を実現。これらの機能による低消費電力化や、単一電源(DC5.5〜8.0V)での動作を可能としたことにより、ハンディ機器に適したバッテリー駆動でもご使用いただけるようになっています。
このほか、外部からの入力電圧によりコントロールが可能なゲイン調整機能、8段階の電子シャッター機能などを搭載しており、幅広い画像処理のニーズに対応できます。
なお、当商品は12月4日から6日にかけて東京産業貿易会館で開催される`96国際画像機器展に出展いたします。
撮像素子 | 1/3インチIT型 Hyper HAD センサーCCD | ||
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信号方式 | CCIR | ||
有効画素数 | 752(H)×582(V) 約44万画素 | ||
水平解像度 | 570TV本(ナイキスト限界) | ||
最低被写体照度 | 5 lux F1.4 | S/N | 50dB (AGC:OFF) |
ガンマ | 1 | ゲイン | 電圧コントロール可 |
電子シャッター | 8段階切り替え(1/50秒〜1/10000秒) | ||
同期方式 | 内部同期 | ||
動作温度 | -10℃〜+50℃ | 保存温度 | -20℃〜+60℃v |
電源電圧 | 5.5〜8.0 Vdc, 6Vdc時 250mA、パワーセーブモード時 6Vdc 80mA | ||
外形寸法 | 39.5×19.8 mm(3枚基板構成) | 重量 | 約16g |
付属品 | 12P フラットケーブル |