PCカードレシーバー『DRPC-1』

ソニーは、パソコンの画面上でFM文字放送を楽しむことのできるFM文字放送対応PCカードレシーバー『DRPC-1』を発売します。本機をノートブック型などのパソコン※1のPCカードスロット部に差し込み、FM文字放送の受信設定をすると、画面上でニュース、天気予報など様々な情報をリアルタイムで見ることができます。
FM文字放送は95年4月にサービスを開始、全国各地のFM局で番組情報やニュースなどの情報が提供されており、音楽に加えて文字情報を読むというスタイルが若い人達を中心に広まっています。ソニーは、FM文字放送をパソコンで手軽に楽しめるツールとして『DRPC-1』を発売致します。

今回発売する『DRPC-1』は、お手持ちのパソコンにつないで、外出先や移動中、またオフィスや自宅などどこでもFM文字放送による情報を得ることができるものです。音声は『DRPC-1』につないだステレオイヤーレシーバーで聞くことができ、通常のFMラジオ放送もお楽しみ頂けます。付属の巻き取りコード付アクティブアンテナを、電波の受信状態の良い場所に設置し、室内でも安定した受信が行なえます。機能面では、受信中の情報の全ページの表示が可能な他、表示窓を好きな背景色やフォントで指定できたり、タイマーによる自動受信や、取り込んだ情報を加工するなど、便利な機能を多く搭載し、パソコンならではの使いやすい環境を実現しました。

• ※1対応するパソコンは、i486以上のCPUを搭載したDOS/VまたはNEC PC-9821シリーズのもので、PCカードのスロットを装備したもの。対応OSはWindows95で、使用可能メモリ4MB以上、ハードディスク5MB以上の容量が必要。

主な特長

1. 「マイメモリ」機能
   周波数だけでなく、文字情報番組、画面設定等を好みの状態に登録することができます。
   
2. 一行スクロールの設定
   パソコンで他のソフトを使って作業中に「ながら作業」ができる一行スクロールの設定ができます。
   
3. タイマー保存機能
   指定した時間からFM文字放送を受信し、その情報をPC本体のハードディスクに保存することができます。また、保存した情報をテキストエディタ上で個人的にアレンジすることも可能です。
   
4. 「FM DATA インジケータ」
   FM文字放送の受信感度状態を5段階で表示するインジケータを搭載、受信しやすい場 所を探す目安になリます。
   
5. アクティブアンテナ付属
   パソコン本体を移動させることなく、アクティブアンテナを受信しやすい位置へ置く だけで、より受信しやすくなります。
   
6. FMステレオ放送受信
   付属のイヤーレシーバーまたは別売りのアクティブスピーカーでFMステレオ放送、 TV1〜3chの音声放送が楽しめます。
   
7. 「全番組表示」機能
   受信中のFM文字放送の全文字番組を一度に表示できる「全番組表示」機能付き。 全ての情報番組の内容を瞬時に把握したい場合などに便利です。
   
8. FM放送局のスーパーエリアコール機能搭載
   日本全国どこにいても簡単に選局ができるスーパーエリアコール機能搭載。 FM文字放送サービスを実施している局も全てプリセットされています。
   
9. FM文字放送の緊急情報を優先表示
   文字放送を受信中に放送局より緊急情報が発信された場合、優先的にその情報が画面表示されます。
   

主な仕様

• ※2EIAJ（日本電子機械工業会）規格による測定値です。
• ※Microsoft Windows, Windows95は、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。
• ※i486は、米国Intel Corporationの商標です。
• ※その他の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。