報道資料
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1997年1月9日
ソニーは、DVDビデオソフトの高画質映像を再現するDVDプレーヤー『DVP-S7000』を商品化し、3月より発売します。本機は、当社がCDをはじめとするデジタル機器の開発・商品化で培ってきた光学系、半導体、画像圧縮技術により、DVDビデオソフトの高画質な映像、高音質な音声をお楽しみいただけます。DVDビデオソフトの他、音楽CD、ビデオCD(Ver.2.0)の再生も可能です。
型名 | 発売日 | 価格(税別) | 本体カラー | 当初月産 |
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CD/ビデオCD/DVDプレーヤー 『DVP-S7000』 リモコン『RMT-D101J』付属 |
3月21日 | 110,000円 | ゴールド チタニウムグレー |
5,000台 |
DVDはCDと同じ直径12cmの光ディスクに4.7GBの大容量データを収録することができ(片面一層ディスクの場合)、画像圧縮技術として MPEG2 規格を使うことで、水平解像度約500本の高画質映像を約133分※1記録することができます。映像再生としてのDVD-Video、コンピューター分野のDVD-ROMや、DVD-R※2、DVD-RAM※2、音楽分野のDVD-Audio※2など様々な用途での利用が考えられます。また21世紀のマルチメディア時代※3に向けて、コンピューター用データストレージやカーナビゲーションシステム、ゲームプレーヤー等幅広い応用が期待されています。
今回発売するDVDプレーヤー『DVP-S7000』は、当社が独自に開発した"独立デュアルピックアップ"を搭載、CD再生、DVD再生各々に専用ピックアップを用いることにより、異なる物理特性を持つ各ディスクに対し、最適な信号の読み取りが可能です。また ディスクの反りや回転時の傾きを電気的に検出し、光軸を常にディスクに対して垂直に保つ"チルトサーボ機構"を採用し、安定した映像の再生を実現しています。さらに"デジタルRFプロセッシングLSI"を搭載し、ディスクごとにジッター値をデジタル計測し、ピックアップのフォーカスや"チルトサーボ機構"等を電気的に制御することにより、エラーレートの極めて低い読み取りを実現しています。
画像処理に関しては、DVDディスクからの8ビットのデータを10ビットに変換し、演算処理を行なう"映像D/Aコンバーター"を採用し、映像情報の細部までを忠実に再現いたします。音声は、当社 高級オーディオにも搭載されている"フル・フィードフォワード方式デジタルフィルター"や"カレント・パルスD/Aコンバーター"を採用することにより、高音質再生を実現しています。
さらに当社独自の"スムーズIPサーチ"を実現。自社開発のMPEG VideoデコーダーLSIを高速32ビットRISCチップマイクロプロセッサーで制御することにより、圧縮フォーマットでありながら、正逆方向への動きのなめらかなスロー・コマ送り等多彩な変速再生をお楽しみいただけます。
本機はホームシアターユーザーの視聴スタイルを追求した"テーブルトップリモコン"を装備、"クリックジョグシャトル"等を搭載し、変速再生時の操作性を考慮した設計を図っています。
形式 | CD/DVDプレーヤー |
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信号方式 | NTSCカラー方式(EIAJ)※6 |
音声周波数特性 |
DVD(PCM再生時) 2Hz〜22kHz(±0.5dB) CD 2Hz〜20kHz(±0.5dB) |
音声SN比 | 107dB以上(EIAJ) |
音声高調波歪み率 | 0.0028%以下(EIAJ) |
音声ダイナミックレンジ | 97dB以上 |
ワウ・フラッター | 測定限界(±0.001% W PEAK)以下(EIAJ) |
出力端子 |
(映像系) コンポーネント映像 ピンジャック×3 S映像 4ピンミニDIN×1 コンポジット映像 ピンジャック×1 |
(音声系) 光デジタル 角型コネクター 同軸デジタル ピンジャック×1 オーディオ ピンジャック×2 2系統 ヘッドホン ステレオ標準ジャック×1 |
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コントロールS入力 | モノラルミニ×1 |
電源 | AC100V,50/60Hz |
消費電力 | 28W |
最大外形寸法 | 430×111×395mm(幅×高さ×奥行き) |
質量 | 7.0kg |
許容動作温度 | 5〜35℃ |
許容動作湿度 | 5〜90% |