CD-Rドライブユニット『CDU526R』

ソニーは、CD-R（CD-Recordable：追記型コンパクトディスク）ドライブユニット『CDU526R』を発売します。
本機は、CD-Rの使い勝手を飛躍的に向上させたCD-Rファイルシステムソフトウェア"CD-R FS"を付属しており、従来のWindows95に加え、新たにMacintoshにも対応しています。
また"CD-R FS"の他、Aplix社製の書き込みソフトウェア（Windows 3.1, Windows 95/NT,Macintosh対応）を付属しています。

CD-Rは、従来の業務用途から一般のパソコンユーザーのための大容量（650MB）記憶装置としての利用が増加しており、国内においては昨年からCD-Rドライブ内蔵のパソコンが発売されるなど、市場が急速に拡大※1しています。
今回発売の『CDU526R』は、ソニーが技術開発したCD-Rファイルシステムソフトウェア"CD-R FS"を採用。CD-Rの書き込み方式の一つであるパケットライティング方式により、コンピュータデータを保存する上でフロッピーディスクやハードディスクと同様な操作感を実現しています。また 本ソフトウェアは従来のWindows95に加え、新たにMacintosh※2にも対応しており、"CD-R FS"で作成されたディスクはWindows95とMacintoshの間でデータ交換が可能※3です。これにより、Macintoshに本機を接続して"CD-R FS"でデータを記録したCD-RディスクをWindows95搭載のCD-ROMドライブで読み出すこともできます。

• ※1CD-Rドライブ世界市場規模：1995年 20万台, 1996年 100万台以上（ソニー推定）
  CD-Rメディア世界市場規模：1995年2350万枚,1996年7600万枚,1997年2億枚（日本記録メディア工業会推定）
• ※2過去のデータを読み出すヒストリー機能には未対応です。
• ※3Windows95環境で"CD-R FS"でデータを記録したCD-RディスクをMacintoshに接続された CD-ROMドライブで読み出すには、事前にCD-R FS"のインストールが必要になります。

主な特長

1. CD-Rファイルシステム"CD-R FS"は新たにMacintoshにも対応
   Windows95対応だけでなく、Macintoshにも対応したCD-R FSソフトウェアを付属し、ソフトをPCにインストールするだけで、フロッピーディスクやハードディスクと同様にファイルの作成や削除、エディット、コピーなどを基本ソフト（OS）から直接行えるようになります。また Windows95とMacintoshの間で相互にデータ交換が可能です。
   
2. 書き込みソフトウェアはAplix社製を付属
   本ソフトはWindows3.1, Windows95/NT, Macintoshに対応しており、Windows95 /NT版については書き損じディスクのリペア機能、イメージ作成用のハードディスクを必要としないオンザフライ書き込みなど、充実した機能を実現しています。（Windows NT4.0にも対応しています。）
   
3. 高速ドライブメカの搭載
   コンピュータの急速な処理能力向上やハードディスク高速化などの時代のニーズにあわせ、高速ドライブを採用。「2倍速書き込み/6倍速読み出し」を実現しています。
   
4. 埃や指紋からディスクを守るキャディ方式
   埃や指紋による記録精度の低下を抑えるため、キャディ方式によるローディングを採用しています。市販のCD-ROMソフトや8cmCDを再生する際にはトレイのように扱うことのできる"トレイアダプタ"も付属しています。
   

• ※本ドライブはDisc at onceによる書き込みはサポートしておりません。

主な仕様

• ※WindowsはMicrosoft Corporationの商標です。
  MacintoshはApple Computerの商標です。