パーソナルミニディスクシステム
"MDIO（エムディオ）"『ZS-M5』

ソニーは、本棚に収まる奥行き17.8cm、横幅44cmの小型サイズを実現した、パーソナルミニディスクシステム"MDIO（エムディオ）"『ZS-M5』を発売します。MDの録音・再生、CDの再生、ラジオ放送が手軽に楽しめます。また、一体型なので、CDからMDへのデジタル録音も、ワンタッチ操作で簡単に行えます。

MDの国内市場は、96年202万台（EIAJ）から97年は約2倍の400万台（ソニー調べ）と拡大が予測されます。システムステレオへのMD搭載率は、金額ベースで96年50％に達し、97年は70％を超えると予想され、これに伴いポータブルMD機器の需要も拡大しています。今後、手軽に録音編集できる機器として、MD-CD 一体型の商品構成の充実が期待されています。
今回発売する『ZS-M5』は、本体幅44cm、高さ20cm、奥行き17.8cmの小型サイズを実現、デスクトップやベッドサイドで手軽に使え、本棚にも収まります。 本機は、一体型なので、ケーブルの接続などの手間が要らず、シンクロ録音ボタンを押すだけで、CDからMDへのデジタル録音が簡単に行えます。録音した曲の削除や結合などのMDの編集操作は、使いやすさを考慮し、それぞれ独立したボタンを設けており、文字入力はジョグダイヤルによって簡単に行えます。電動で開閉するアルミスライドパネルにより、編集操作をしない時には、操作ボタンを収納することができます。
音質面では、クリアなサウンドを再現するために、低歪率、低ノイズを実現するMD/CDプレシャス回路を採用しています。また、電源回路をオーディオ回路/デジタル回路/FL表示回路に独立させることにより、音への干渉を低減、音質重視の設計を施しています。

主な特長

1. 置き場所をとらずに手軽に楽しめ、インテリア性を考慮したコンパクトサイズ
   デスクトップやベッドサイドに置いても邪魔にならない小型サイズです。奥行きは、縦A4版の幅とほぼ同サイズなので、本棚やラックにも収まります。部屋間の持ち運びにも便利です。また、付属のACコードはL字型を採用しているので、本体の背面も突出せず、狭いスペースにもすっきり収まるインテリア志向です。
   
2. 操作ボタンを収納する電動式アルミスライドパネル
   本体上面に配置されているMD編集操作エリアに、電動で開閉するアルミスライドパネルを装備。操作が不要な時には閉じて、操作ボタンを収納します。
   
3. クリアなサウンドを再現する高音質設計
   • （1）CD/MDプレシャス回路：MD、CD、ラジオの各ファンクションのアナログスイッチングを廃止し、ミューティング処理をすることにより、デジタルの高音質をほとんど劣化なく再現します。
   • （2）オーディオ系/デジタル系/FL表示系の電源トランス巻線の独立：電源トランスの2次巻線を それぞれに独立して設置することにより、相互の干渉を排除し、音質を向上しています。
4. 使いやすいMDエディットエリア
   MD編集時に必要な編集操作ボタン、ジョグダイヤル、大型FL液晶ディスプレイをすべて本体上面に配置しており、ディスプレイで確認しながら操作が行えます。編集機能は、COMBINE/DIVIDE/TRACK ERASE/DISC ERASE/MOVEそれぞれに独立した操作ボタンを設置。文字入力はジョグダイヤルで、アルファベット、記号、数字、カタカナが入力できます。
   
5. CDからMDへワンタッチダビング可能
   一体型なので煩わしいケーブル接続が不要で、CDからMDへ手軽にデジタル録音ができます。「SYNCHRO REC」キーを使えば、MDの録音とCDの再生が自動的に同時開始/終了され、簡単に録音ができます。
   
6. 大型FL液晶ディスプレイを搭載
   ディスク名、トラック名、各ファンクションの操作状況をアイコンで表示します。また、ディスク残量や再生位置を示す"ポジションポインター"は、MDとCDの両方で表示されます。
   
7. チューナーには放送局名の自動表示機能を装備
   チューナーには、放送局名を自動的にディスプレイに表示する機能を装備しています。FM/AM各12局まで自動登録できる"オートプリセット"機能を装備しているので、簡単に選局できます。
   
8. その他の特長
   • ・様々な使い方が楽しめる、2つのヘッドホンジャックを装備
   • ・再生/編集時に確認できて便利な、録音日時の自動記録機能装備

主な仕様