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報道資料
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1997年6月3日

家庭用パーソナルコンピューターVAIO(バイオ)シリーズ発売にあたって

ノートブック型パーソナルコンピューター"VAIO"『PCG-707』(左)
17型トリニトロンモニター『CPD-220VS』(中央)
ミニタワー型パーソナルコンピューター"VAIO"『PCV-T700MR』(右)

ソニーは、家庭用パーソナルコンピューター"VAIO"シリーズとして、ミニタワー型1機種とノートブック型2機種を日本国内で7月より、ソニーマーケティング株式会社を通して販売します。
"VAIO"は、昨年9月に米国市場で販売を開始し、ソフトウェアデコーディング技術に基づく高画質MPEG1画像や迫力ある高音質再生、操作性の良さなどソニーのAV技術を生かしたパーソナルコンピューターとして高い評価を得ています。
当社は、従来よりコンピューターディスプレイやCD-ROMドライブ、液晶データプロジェクター等コンピューター周辺機器のビジネスを積極的に展開してまいりました。
今回の"VAIO"シリーズの日本国内における市場導入を機に、"VAIO"を核とした総合的なAV/IT(インフォメーション・テクノロジー)ビジネスの一層の拡大を図ってまいります。
近年、民生用AV機器市場では、映像/音声のデジタル化が急速に進み、デジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラ、ミニディスク、DVDなど先進のデジタルAV機器が市場を活性化しています。一方、コンピューター業界においては、パーソナルコンピューターの高性能化、ソフトウェアの高機能化に伴い、コンピューター上で動画像や音声のデジタル処理が容易に行える環境が整ってまいりました。また、インターネットの普及と合わせ、一般家庭においても手軽にビデオカメラなどで撮影した映像や音声などを編集・加工したり、ホームページ上の画像制作やオリジナルソフト作りなど映像の楽しみが広がっています。
当社は、"VAIO"シリーズの基本性能・機能面で最高水準を目指すとともに様々なデジタルAV機器やコンピューター周辺機器と組み合わせ使用することで家庭用パーソナルコンピューターの新しい楽しみ方・使い方を提案してまいります。
ソニーは、21世紀のネットワーク時代に向け、先進のデジタルAV技術とIT技術の融合を進めてまいります。また、ユニークで使いやすいソフトウェアの開発と合わせ誰もが手軽に使え、将来の様々なコンテンツを楽しみ 利用することができる家庭用機器を開発することで、新しいホームエンタテインメント市場の創造をめざしてまいります。

  • VAIO(バイオ):Video Audio Integrated Operationの頭文字をとり、アナログの"波"からデジタルの"101010"への流れをイメージし、アナログとデジタルの融合を象徴的にデザインしたものです。

"VAIO"シリーズの主な特長

  • 『PCV-T700MR』
    1. 自作のオリジナルビデオCD作りやテレビ番組録画などを可能にするMPEG1リアルタイムエンコーダーボード、CD-Rドライブを内蔵しています。また、当社独自のオリジナルソフトをはじめ様々なソフトを付属し、映像をクリエイティブに楽しめます。
    2. ステレオスピーカーとウーファーを内蔵した17型高精細トリニトロンディスプレイを標準装備のミニタワー型パーソナルコンピューターです。
    3. インテル社の最新のPentium(R)IIプロセッサー(266MHz)を搭載など先進のテクノロジーを結集しています。
  • 『PCG—707/705』
    1. CD-ROMドライブの内蔵が可能で、厚さ37.6ミリ、質量約2.4kgの薄型・軽量設計で、気軽に持ち歩けるノートブック型パーソナルコンピューターです。
      ※ バッテリー×1、ウエイトセーバー装着時
    2. 専用のドッキングステーションを併用する事でDV方式のデジタル静止画像の直接取り込みやネットワーク環境への対応が可能です。
    3. 付属のリチウムイオンバッテリーで最大約3時間、別売のリチウムイオンバッテリーを併用し、最大約6時間の使用が可能です。
  • Pentiumは、米国Intel社の米国及びその他の国における商標もしくは登録商標です。
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