報道資料
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1997年7月9日
赤外線で映像・音声をコードレス送信できる"LASER AVLINK"を採用
ソニーは、高画質で見やすい18万ドットの新開発3型プレシジョン液晶モニター(ポリシリコンTFT)を搭載し、コンパクトなパスポートサイズを実現したDV方式のデジタルビデオカメラ"液晶ハンディカム"『DCR-SC100』を発売します。
本機は、小型メカデッキや小型レンズの採用により、3型液晶モニターを搭載してコンパクトなパスポートサイズを実現。高画質の液晶画面をみながら、旅行先や外出先で手軽にビデオ撮影や再生をお楽しみいただけます。
また、赤外線によって映像・音声の伝送を行う"LASER AVLINK"を採用。カメラとテレビをケーブルで接続することなく、簡単コードレス再生を実現します。
さらに、DV静止画キャプチャーボードを組み合わせて使用することで、撮影した静止画像をデジタル信号のままパソコンに取り込むことができる"DV端子"(IEEE1394準拠)や、長時間録画が可能な"LPモード"の他、分単位でのバッテリー残量表示が可能な"インフォリチウムバッテリー"への対応など、コンパクトなボディに多彩な機能が搭載されています。
型名 | 発売日 | 価格(税別) | 当初月産 |
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3型液晶モニター搭載デジタルビデオカメラ "液晶ハンディカム"『DCR-SC100』 |
8月10日 | 220,000円 | 15,000台 |
国内のビデオカメラ市場は、1995年に約123万台※1、1996年は約131万台※1と増加しており、1997年も約135万台※2と予測されます。この内デジタルビデオカメラは、1996年の約45万台※2から1997年には約80万台※2と拡大することが見込まれています。
ソニーは、昨年春にスチルカメラのような感覚で撮影できる、横型パスポートサイズの8ミリビデオカメラ『CCD-SC55』を発売し、旅行や行楽などの用途で老若男女問わず幅広い方々にご好評いただき、本年6月には後継機種としてさらに機能を充実した『CCD-SC65』を発売しました。
今回発売の『DCR-SC100』は、携帯性と見やすい液晶画面に加え、DV方式採用による高画質、DV端子搭載によるパソコンとの親和性をお求めのお客様にお勧めの商品です。昨年9月に発売した縦形パスポートサイズの『DCR-PC7』とあわせて、小型のデジタルビデオカメラとしても、お客様にお好みの形・デザインをお選びいただけます。
当社は、本機の発売によりお客様の目的や用途によって選べるコンパクトサイズのビデオカメラの商品構成を拡充することで、旅行や行楽の用途などの需要を喚起し、ビデオカメラ市場の活性化を図ります。
規格 | DV方式(民生用デジタルVCR SD規格) |
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使用カセット | ミニDVカセット |
映像記録方式 | デジタルコンポーネント記録 |
映像サンプリング周波数 /量子化ビット数 |
輝度信号 13.5MHz、8ビット R-Y信号 3.375MHz、8ビット B-Y信号 3.375MHz、8ビット |
録音方式 | 回転2ヘッド、12ビット 32kHz |
手振れ補正方式 | アクティブイメージエリア方式 |
CCD撮像素子 | 1/4インチ(総画素数46万/有効画素数29万) |
レンズ | F 1.8〜2.9 f=4.2-42(35ミリ換算値f=48-480) |
フィルター径 | 特殊(ステップアップリング使用時37mm) |
ズーム倍率 | 光学10倍/デジタル40倍 |
シャッタースピード | 1/60〜1/4000(プログラムAE時) |
最低被写体照度 | 6ルクス |
液晶モニター | 3型 18万ドット |
バッテリーシステム | リチウムイオン(インフォリチウム対応) |
電源電圧 | ACアダプター8.4V バッテリーパック7.2V |
消費電力 | 5.4W(LCD撮影時) |
最大外形寸法 | 130×95×79mm(幅×高さ×奥行き)※最大突起部含む |
本体質量 | 約570g |
撮影時質量 | 約680g(NP-F530使用時) |