報道資料
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1997年9月4日
電話をかけてきた相手の「名前」や「電話番号」が確認できる
NTT「ナンバー・ディスプレイ(発信電話番号表示サービス)」対応
家庭用コードレス留守番電話機 "名のってる" 発売
家庭用コードレス留守番電話機
『SPP-C7』(名のってるシリーズ)
ソニーは、NTTが1997年10月から横浜・名古屋・福岡の3都市で開始を予定している「ナンバー・ディスプレイ(発信電話番号表示サービス)」に対応し、かけてきた相手の電話番号や名前を液晶画面に表示したり、音声で相手の名前を知らせることで、電話に出る前に相手を確認できる、家庭用コードレス留守番電話機"名のってる"『SPP-C7』を発売します。
今回発売する「SPP-C7」は、NTTの新サービス「ナンバー・ディスプレイ」に対応し、このサービスを受けられる都市内および都市間の通話であれば、電話をかけてきた相手の電話番号を親機・子機それぞれの液晶画面に表示させることができ、相手を確認してから電話に出ることができます。あらかじめ"電話帳機能"に登録してある相手からの電話は、相手の名前が液晶画面に表示されるのに加えて、あらかじめ録音した相手の名前を音声で知らせることで、相手の確認がより容易に行えます。また、受けたくない相手の電話番号をあらかじめ登録しておけば、呼び出し音を鳴らさずに自動的に応答し、通話を切ることもできます。いたずら電話や迷惑電話の場合に便利です。さらに、かけてきた相手の電話番号を保存しておける"着信データ履歴表示機能 "を装備し、留守録機能にメッセージを残していない場合でも、いつ、どこから電話があったかを確認できます。なお、親機・子機ともに装備しているジョグダイヤルを使用すれば、着信データ履歴から簡単に電話番号を選び、2度押すだけで発信することが可能です。
- ※ナンバー・ディスプレイ: NTTが始める発信電話番号表示サービス。`97年1月から6月まで横浜、名古屋、福岡の3都市で試験サービスを実施。`97年10月より横浜、名古屋、福岡の3都市で、`98年2月からは全国でサービス開始予定。`98年1月までは横浜、名古屋、福岡の3都市内または3都市間での通話であればナンバー・ディスプレイに対応した「SPP-C7」の機能が 使用できます。
「ナンバー・ディスプレイ」に対応した主な機能
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電話に出る前に、かけてきた相手の電話番号や名前が確認できる
NTTが始める発信電話番号表示サービス「ナンバー・ディスプレイ」に対応し、親機・子機にそれぞれ装備している液晶画面に電話をかけてきた相手の電話番号が表示されます。また、電話帳機能に登録されている相手からかかってきた場合、着信ベルの音色が変わるとともに、電話番号の代わりに相手の名前が液晶画面に表示されます。
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着信を音声で知らせる"音声呼び出し機能"搭載
電話帳機能に登録した電話番号の内50件までは、自分の声で相手の名前を録音し、着信の時に着信音と交互に再生させることができるので、相手の確認が容易です。
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迷惑電話やイタズラ電話対策に便利な"おことわり機能"搭載
いたずら電話など受けたくない着信の場合、"おことわりボタン"を押すことでメッセージを流したのち電話を切ることができます。また、電話番号を登録しておけば次回からは呼び出し音を鳴らさずに自動的に応答し、通話を切ることが可能です。(最大5件まで登録可能。)
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着信データ履歴表示機能
かかってきた相手の電話番号や名前、日時等の着信データを20件まで保存できるので、留守録にメッセージを残していない相手からの着信も確認することが可能な上、ジョグダイヤルを利用して、着信データ履歴から簡単に電話番号を呼び出して発信することができます。
『SPP-C7』固有の主な特長
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親機、子機ともにジョグダイヤル搭載
親機、子機に搭載されているジョグダイヤルを操作するだけで、簡単に発信できます。ジョグダイヤルを回して登録している相手の電話番号を選び、次にジョグダイヤルを2回押すだけで簡単に発信できます。
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親機・子機ともに各100件の電話帳機能
親機、子機ともに各100件の連絡先が電話番号と名前で登録できます。
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親機、子機ともにバックライト付液晶ディスプレイを搭載
液晶ディスプレイには、かかってきた相手の電話番号や名前、日時、またかけた相手先の電話番号や通話時間、通話料金が表示されます。
※かかってきた相手の電話番号や名前、日時を表示するのは「ナンバーディスプレイ」サービス対応地域に限ります。
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清潔で安心の抗菌ボディ
受話機と親機の表側キャビネット、子機の表と裏のキャビネット、及び電池蓋に抗菌材を採用しました。清潔で気持ちよく会話をお楽しみいただけます。
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親機・子機ともに受話器を持たずに会話ができるデジタルスピーカーホン
親機、子機ともに受話器を持たずに会話できます。また、デジタル処理によって、 かけた相手先との双方向の会話も可能です。
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テープ不要のDSP留守録機能
フラッシュメモリーを使った*DSP録音なので、巻き戻しの必要がなく、留守録用件の頭出しや、不要な用件をとばすスキップ再生、確認済み用件の消去がスピーディーに行えます。
※DSP:Digital Signal Processor
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その他の機能
- (1)市外通話時に最も安い回線を自動選択する"α-LCR3(アルファ・エル・シー・アール・スリー)"機能搭載。
- (2)留守録に用件が入れば、その用件を登録先に転送してくれる追っかけ留守番転送機能。
- (3)セットした子機のベルを親機よりも先に鳴るように設定できる「子機優先着信」機能。
- (4)子機の充電には、信頼性の高い「非接触充電」に加えて、どちらの向きでも充電できる 「リバーシブル充電」を採用。
- (5)各種登録内容や、登録操作方法を声で案内する「ボイスガイド」機能。
主な仕様