報道資料
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1997年9月10日
ソニーは、A3プルーフ(校正)に対応したデジタルカラープリンター"スぺクタプルーフ(SpectaProof)" 『UP-D9500』を発売します。
本機は、1台に昇華型熱転写方式とバリアブルドット型熱転写方式の2種の高画質印画方式を採用しており、用紙とインクリボンの入れ替えにより、容易に印画方式を切り替えられます。発注元へのプレゼンテーションから、レイアウトチェック、画像確認、デジタル校正などのプリプレス用途まで、幅広い業務用途に使用頂けます。
型名 | 予定発売時期 | 予定価格(税別) |
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デジタルカラープリンター 『UP-D9500』 |
1998年1月 | 240万円 |
近年、印刷物制作の電子化が急速に進んでおり、プルーフ用のデジタルプリンターの需要がますます増大しています。また、大容量のデジタルデータを高速に伝送できる環境が整備されつつあります。これに伴い、印刷関連業界において、遠隔地での印刷物校正(リモートプルーフィング)が注目され、印刷・製版会社のみならず、印刷物の発注元である広告代理店や一般企業においても、高画質のデジタルプリンターの需要が一層喚起されるものと思われます。
今回発売する『UP-D9500』は、このような将来のデジタルプリンターの需要に対応すべく2種の高画質印刷方式の採用しています。また、プリンター個体差による色再現のばらつきをなくす為、インクリボンの発色特性を自動補正する機能を搭載するとともに、新開発の小プラテンチャックドラム方式の採用により、高精度なレジストレーション(見当精度)を実現。リモートプルーフィングに不可欠な、安定した色再現を可能としています。また、A3プルーフ用の昇華型プリンターとしては業界最大の用紙サイズ(523×330mm)と印画エリア(458×323mm)に対応しているほか、独自のカラーテーブルを作成できるカラーマッチング機能を備えています。
尚、本機は、10月6日から、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催される IGAS`97国際グラフィックアーツ総合機材展に出展いたします。
プリント方式 | 昇華型熱転写方式・バリアブルドット型熱転写方式 |
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解像度(主走査×副走査) | 300×300dpi、300×600dpi(昇華型のみ) |
プリント紙サイズ | 523×330mm(A3++)、330×307mm(A4++、'98年春予定) |
最大プリントサイズ | 458×323mm(A3++)、323×242mm(A4++、'98年春予定) |
最大プリント画素数 | 5408×3810ドット(300×300dpi出力時) 10816×3810ドット(300×600dpi出力時) |
プリント階調 | 各色256階調 |
プリント時間 | 約240秒(A3++、300×300dpi出力時) |
メモリー | 標準32MB(600dpiでは64MBが必要、最大128MBまで拡張可能) |
ページ記述言語 | Adobe PostScript Level 2 |
フォント | 和文2書体、欧文39書体(追加インストールが可能) |
インターフェース | LocalTalk、Parallel、10Base-T、10Base5、100Base-Tx('98年夏からアップグレード対応)、SCSI |
付属ソフトウェア (Macintosh、Windows95・NT4.0対応) |
ドライバー及びPPDファイル、QuarkXpress用PDFファイル セットアップ・カラーマッチングユーティリティ Adobe Photoshopプラグインドライバー、ICCプロファイル等 |
付属品 | AC電源コード、ペーパートレー、インクリボンホルダー、取扱説明書 |
電源 | AC100、50/60Hz |
外形寸法 | 510×310×642mm(幅×高さ×奥行) |
質量 | 約40kg |
消費電力 | 最大約400W |