DV静止画キャプチャーカードキット『DVBK-CW200』

ソニーは、DVケーブル（IEEE1394準拠）一本の接続で、デジタルビデオカメラとPCカードスロットを装備したノートブック型パソコン間でDV方式デジタル信号の入出力が可能なPCカード（PCMCIA）対応DV静止画キャプチャーカードキット『DVBK-CW200』（Windows95®対応）を発売します。

今回発売するDV静止画キャプチャーカードキットは、DV端子を装備したデジタルビデオカメラとDVケーブルで接続することで、テープに記録された動画映像の1フレームを デジタル信号のまま静止画データとしてノートブック型パソコンに取り込むことができます。
パソコンに取り込み加工された静止画像やパソコンで作成したグラフィックスデータをDV方式デジタルデータに変換し、ハードディスクに保存したり、DV端子から出力することも可能です。
本カードキットには、Adobe Systems Incorporated（アドビシステムズ社）のフォトレタッチソフト「Adobe PhotoDeluxeTM」を付属しており、画像の加工等をお楽しみいただけます。
当社は、既発売のデスクトップ型パソコン用のPCIバス対応DV静止画キャプチャーボードキット『DVBK-W2000』、『DVBK-M2000』に加え、今回ノートブック型パソコンでお使いいただける『DVBK-CW200』を発売することで、商品構成を拡充し、積極的にビジネスを展開してまいります。

主な特長

1. 主な特長
   DV端子を通してデジタルデータのままパソコンへの取り込みが可能DV端子を装備したデジタルビデオカメラと接続し、テープに記録された動画映像の1フレームを、静止画のデジタルデータとしてパソコンに取り込むことができます。取り込まれた映像は、小容量（1フレーム約120KB）で、最大150枚までを1つのアルバムとしてグループ化しアルバム毎に名前をつけてハードディスク等に保存できます。
   
2. DVケーブル1本の接続でパソコンからVTRの基本操作が可能
   本カードとDV端子装備のデジタルハンディカムをDVケーブルで接続し、パソコンからデジタルハンディカムの基本操作（再生、一時停止、停止、早送り、巻戻し、キュー、レビュー、コマ送り（正/逆））が画面操作および10キーで行えます。
   
3. パソコンのグラフィックスデータをDV方式に圧縮可能
   DV静止画キャプチャーカードで取り込み、加工された映像データや、パソコンで作成したグラフィックスデータ^※をDV方式に圧縮し、アルバムに保存することができます。
   ※ DV圧縮が可能なグラフィックスデータフォーマット：BMP、JPEG （640×480ピクセル）
4. アルバム画像のDV出力が可能
   ハードディスクに保存されているDV画像データを、出力時間を設定し、1枚の静止画としてDV端子から出力することが可能です。これにより、パソコン上でのスライドショーと同様の映像をDVテープに録画することができます。（録画についてはDV機器側での操作になります。）
5. テープ管理やカセットラベル印刷が可能な"DVカセットライブラリ"
   DVカセットテープ上に記録されている映像やデータをパソコンに登録し、カセットライブラリを作成できます。カセットライブラリには、映像と同時にタイムコードやデータを保存でき、インデックス映像からテープの頭出しを行う事も可能です。パソコン上のカセットライブラリとカセットメモリー対応テープをIDナンバーによって対応付けることもできます。また、登録されている映像データを利用してDVカセットラベルの印刷もできます。
6. パソコンのプレビューウインドウでリアルタイムの再生画を表示
   付属のアプリケーションソフトにより、接続しているデジタルビデオカメラの再生映像をパソコンのプレビューウインドウで確認することができます。
   
7. デジタルデータを汎用フォーマットに変換
   パソコンに取り込んだデジタルデータを付属のアプリケーションソフトによって伸長し、汎用のグラフィックファイルフォーマット^※に変換します。変換された映像データは市販のソフトウェアで加工することができます。
   ※変換可能なグラフィックスデータフォーマット：BMP、JPEG

主な仕様

• ※Windows95は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
• ※Adobe、Adobe PhotoDeluxeはAdobe Systems Incorporated（アドビシステムズ社）の商標です。