報道資料
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1998年1月13日
ソニーは、4月1日付でソニー(株)上席常務でコンピュータペリフェラル&コンポーネント(CPC)カンパニー プレジデントの青木昭明(あおき てるあき)を、米国法人ソニー・エレクトロニクス・インク(SEL)の社長兼COOとして任命することを決定いたしました。
これは、SEL社長 兼 COOのカール・ヤンカウスキーより家族の健康上の理由から退任の申し出があったことに伴うものです。
ソニー(株)CPCカンパニー プレジデントには、同4月1日付で現在 同カンパニーシニア・バイス・プレジデントの中村嘉秀(なかむらよしひで)が就任いたします。
SEL社長に就任する青木昭明は、1970年にソニー(株)に入社、技術者として半導体をはじめとする様々な分野の技術発展・ビジネス拡大に貢献してまいりました。1976年から1979年には米国ソニーに勤務、磁気テープ関連部署のゼネラルマネージャーを担当いたしました。近年はDVD戦略において中心的役割を果たす一方、1996年4月からCPCカンパニー プレジデントを務めております。
CPCカンパニープレジデントに就任する中村嘉秀は1968年にソニー(株)に入社、長年にわたり法務・知的財産分野を担当、1997年4月にCPCカンパニー シニア・バイス・プレジデントに就任し、総合企画部統括部長を兼任しております。
今回SELを退任するカール・ヤンカウスキーは1993年11月にSELに入社して以来、ソニーの米国での事業拡大に多大な貢献をいたしました。特にDVD、パーソナルコンピューターVAIOシリーズの導入やサンディエゴ、サンノゼ、ピッツバーグの事業所の発展に尽力いたしました。現在、SELは社員数24000人、世界のソニー関連会社の中で初めて年間売上げ100億ドルを達成するまでに成長しておりますが、昨年の同社の売上高の伸びのうち約60%は、過去2年の間に立ち上げられたビジネスによるものです。
なお、今回の人事異動に伴い、ソニー(株)代表取締役社長 出井伸之が兼任しておりましたSEL会長には、1月12日付でソニー・コーポレーション・オブ・アメリカ社長のハワード・ストリンガーが就任(兼任)いたしました。また、4月1日までの間、SELの実務は同社エグゼクティブ・バイス・プレジデントの中村昭彦(なかむら あきひこ) が代行いたします。