報道資料
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1998年2月9日
従来に比べ高画質化を実現する"XR技術"を採用
ソニーは、カメラ本体の低消費電力化とバッテリーの高容量化などにより、12時間以上のスタミナ長時間撮影(別売のバッテリー『NP-F950』使用時)を可能にする、フレキシブル液晶モニター搭載の8ミリビデオカメラ『CCD-TRV95K』『CCDTRV85K』『CCD-TRV45K』と、撮影に必要なアクセサリーを付属したお手頃価格の8ミリビデオカメラ『CCD-TR280PK』を発売します。4機種ともに、従来に比べ高画質化を実現する新開発の"XR技術"を採用しています。
型名 | 発売日 | 価格(税別) | 当初月産 |
---|---|---|---|
4型液晶モニター搭載ハイエイトビデオカメラ 『CCD-TRV95K』 |
3月10日 | 185,000円 | 12,000台 |
3.5型液晶モニター搭載ハイエイトビデオカメラ 『CCD-TRV85K』 |
158,000円 | 8,000台 | |
3.5型液晶モニター搭載8ミリビデオカメラ 『CCD-TRV45K』 |
123,000円 | 5,000台 | |
8ミリビデオカメラ 『CCD-TR280PK』 |
4月10日 | 88,000円 | 5,000台 |
今回発売の8ミリビデオカメラ4機種は、カメラ本体の消費電力を従来に比べ2割以上低減することにより、12時間以上の連続撮影(別売のバッテリー『NP-F950』を用いた場合)が可能になります。また、わずか15分の充電で1時間の連続撮影※1を行なうことも可能となり、出かける前のわずかな時間を利用して充電することができます。さらに、本体にバッテリーを装着したまま充電する方式を採用し、充電中にその時点で撮影可能な時間を本体に表示する"レックタイムインジケーター"を搭載、撮影に必要な量だけ充電するなど計画的な充電を行なうことが可能です。撮影時間のさらなる長時間化を図るとともに、充電時における使い勝手を向上しています。
画質・機能面においては、輝度信号の周波数帯域を拡張する"XR技術"※2の採用により、従来に比べ高解像度の映像がお楽しみいただけます。また、新開発の"NightShot"を採用、"NightShot"をオンにした時にはCCDが赤外線を感知し、夜行性動物の観察など、暗闇で人の目に見えない被写体も撮影することが可能。
さらに、メニュー画面をアイコンで分類して表示したり、海外旅行で使用する場合に日本との時差を入れるだけで自動的に日時・時刻が設定できる"時差補正"を搭載するなど、操作性も向上しています。
1. スタミナ連続撮影12時間
カメラ本体の消費電力を、従来機(CCD-TRV92)に比べて2割以上低減し、別売バッテリー『NP-F950』を用いた場合には、12時間以上の連続撮影※1が可能です。
また、別売バッテリー『NP-F950』『NP-F750』を使用した場合には、わずか15分の充電で約1時間の連続撮影※2を行なうことができます。
NP-F950使用 | NP-F750使用 | NP-F550使用 | NP-F330使用 | |
---|---|---|---|---|
CCD-TRV95K VF撮影時 液晶撮影時 |
750分(395分) 525分(285分) |
490分(255分) 345分(185分) |
240分(125分) 165分(90分) |
120分(60分) 85分(45分) |
CCD-TRV85K VF撮影時 液晶撮影時 |
780分(410分) 555分(305分) |
510分(270分) 365分(200分) |
250分(130分) 175分(95分) |
125分(65分) 90分(45分) |
CCD-TRV45K VF撮影時 液晶撮影時 |
780分(410分) 555分(305分) |
510分(270分) 365分(200分) |
250分(130分) 175分(95分) |
125分(65分) 90分(45分) |
CCD-TR280PK VF撮影時 | 850分(450分) | 550分(290分) | 270分(140分) | 135分(70分) |
本体にバッテリーを装着したまま充電する方式を採用し、ACアダプターを本体に接続して、バッテリーの充電が行なえます。また、充電中にその時点での撮影可能時間を本体に表示するので、必要な量だけ計画的に充電を行なうことが可能です。
輝度信号の周波数帯域を拡張し、従来よりも高解像度の映像を実現します。 『CCD-TRV95K/-TRV85K』で採用の"Video Hi8 XR"で水平解像度440本※(従来は400本)、『CCD-TRV45K/-TR280PK』で採用の"Video8 XR"では水平解像度280本※(従来は240本)の映像が得られます。
"NightShot"をオンにした場合、従来はカットしていた赤外線をCCDが感知します。夜行性動物の生態観察など、人の目には見えない被写体を撮影することができます。また、より暗い所で効果がアップする"NightShotライト"を装備しています。
メニュー画面をカテゴリー毎にアイコンで分類して表示したり、各種設定時や決定時にも操作音が鳴り、メニューの操作性が向上しています。また、海外旅行で使用する場合に日本との時差を入れるだけで自動的に日時・時刻が設定できる"時差補正"など、便利な機能も搭載。
4機種ともに、リチウムイオンバッテリー(NP-F330)とACアダプターの基本アクセサリーを付属。なお、『CCD-280PK』には、NP-F330/ACアダプター以外にテープ、キャリングバッグ、乾電池ケースなど撮影をより楽しくする充実したアクセサリー類を付属しています。
CCD-TRV95K | CCD-TRV85K | CCD-TRV45K | CCD-TR280PK | |
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録画方式 |
回転4ヘッドヘリカルスキャンFM(SP/LP独立ヘッド) カラーアンダー方式 |
|||
録音方式 | 回転ヘッドFM AFMハイファイステレオ | モノラル | ||
録画時間 | SP=3時間/LP=6時間(E6-180HME3使用時) | |||
最大連続撮影時間 (NP-F950使用時) |
750分 | 780分 | 850分 | |
手振れ補正方式 | アクティブイメージエリア方式 | × | ||
CCD撮像素子 (総画素/有効画素) |
1/4インチ (47万/30万) |
1/4インチ (27万/25万) |
||
レンズ |
F 1.4~3.0 f=4.1~73.8(35mm換算f=47~850) |
F 1.4~3.0 f=4.1~73.8(35mm換算f=39.4~709) |
||
ズーム倍率 | 光学18倍/デジタル72倍 | |||
シャッタースピード | 1/60~1/4000(プログラムAE時) | |||
最低被写体照度 | 5ルクス | 2ルクス | ||
ビューファインダー | 0.55インチ カラー | 白黒 | 0.55インチカラー | |
液晶モニター |
4型 11.2万ドット |
3.5型 10.5万ドット |
× | |
バッテリーシステム | リチウムイオン(インフォリチウム対応) | |||
電源電圧 | ACアダプター8.4V バッテリーパック7.2V | |||
消費電力 |
VF撮影2.7W LCD撮影3.8W |
VF撮影2.6W LCD撮影3.6W |
2.4W | |
最大外形寸法 mm (幅×高さ×奥行) |
110×125×213 | 114×109×204 | 114×111×214 | 107×107×193 |
本体質量 | 約1.0kg | 約940g | 約950g | 約790g |
撮影時質量NP-F330使用 NP-F550使用 NP-F750使用 NP-F950使用 |
約1.1kg 約1.2kg 約1.3kg 約1.3kg |
約1.1kg 約1.1kg 約1.2kg 約1.3kg |
約1.1kg 約1.1kg 約1.2kg 約1.3kg |
約930g 約960g 約1.1kg 約1.1kg |