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報道資料
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1998年2月20日

CDからMDへの録音編集が手軽に楽しめる
スリムな本体のパーソナルミニディスクシステム"MDIO(エムディオ)" 発売

パーソナルミニディスクシステム
"MDIO(エムディオ)"『ZS-M7』

ソニーは、奥行き13.9cmというスリムな本体で、机の上などでも場所をとらない パーソナルミニディスクシステム"MDIO(エムディオ)"『ZS-M7』を発売します。
本機は、MDの録音・再生、CDの再生、ラジオ放送を手軽に楽しめます。またMDとCDの一体型なので、CDからMDへのデジタル録音・編集もワンタッチ操作で簡単に行なえます。

型名 発売日 価格(税別) 当初月産
パーソナルミニディスクシステム
"MDIO(エムディオ)"『ZS-M7』
4月10日 6万7千円 8,000台

MDハードの国内市場は、1996年202万台から1997年は349万台(EIAJ:ポータブル/デッキ/複合/車載のトータル)に達し、急速に市場が拡大しています。また、1997年のシステムステレオへのMD搭載率は、台数ベースで約50%、金額ベースでは約70%と推定され(ソニー調べ)、録音・編集機としてのMD機器の需要も拡大しています。今後、手軽に録音・編集できる機器として、MD-CD一体型の需要が更に拡大すると期待されています。
今回発売する『ZS-M7』は、CD部に当社独自の"バーティカルローディングメカ"を採用し、奥行き13.9cmというスリムな本体を実現、机の上やベッドサイドに置いても場所をとらず、本棚などにも収まります。また、インテリア性を考慮し、斬新かつ機能美のあるデザインを採用しています。
本機は、MDとCDの一体型なので、ケーブルの接続などの手間が要らず、ワンタッチで、CDからMDへのデジタル録音・編集が行なえます。さらに、CDを聴いていて録音したい曲を見つけた場合、ワンタッチでCDはその曲の始めに戻って再生がスタートし、MDに録音ができる"TO TOP/ TO END"機能を搭載。"TO TOP"ではMDの最初の曲として、"TO END"では最後の曲として録音することができます。
音質面では、新型のスピーカーダクトを採用することにより、迫力の重低音を可能にしました。
また、オーディオ系/デジタル系/FL表示系の電源回路を独立させることにより、相互の干渉を低減し音質重視の設計を施しています。

主な特長

  1. 場所をとらず、インテリア性を考慮したスリムボディ
    CD部に当社独自の"バーティカルローディングメカ"を採用することにより、 机の上やベッドサイドに置いても邪魔にならない奥行き13.9cmのスリム化を実現しています。
    また、スリム化の実現とともに、斬新かつ機能美のあるデザインを採用。本体の背面の突出もなく、狭いスペースにもすっきり収まり、インテリア性を考慮しています。
  2. CDからMDへワンタッチダビング可能
    一体型なので煩わしいケーブル接続が不要で、CDからMDへ手軽にデジタル録音が行なえます。「DISC ALL」キーを押せば、MDの録音とCDの再生が自動的に同時開始/終了され、簡単に全曲ダビングができます。
  3. "TO TOP/TO END機能"
    CDを聴いていて録音したい曲を見つけたらワンタッチでその曲のはじめからMDへダビングできる"TO TOP/TO END機能"を搭載し、使いやすさを向上しています。
    "TO TOP キー"ではディスクの1曲目に、"TO END キー"ではディスクの最後へと録音します。
  4. 録音中のMDへの文字入力が可能
    "TO TOP/TO END機能"での録音中に、MDへの文字入力を可能にしました。
    録音している間に曲名やアーティスト名などを入力でき、オリジナルMD作りが 一層楽しくなります。
  5. 使いやすいMDエディットエリア
    MD編集時に必要な編集操作ボタン、ジョグダイヤル、大型FLディスプレイをすべて 本体上面に配置しており、多彩な編集作業がディスプレイで確認しながら簡単に行なえます。
  6. クリアなサウンドを再現する高音質設計
    • (1)重低音用新型スピーカーダクトの採用:
      スピーカーのダクトを垂直に伸ばすことで重低音の再生に必要な長さを確保。スリムな本体ながら迫力ある重低音を可能にしました。
    • (2)オーディオ系/デジタル系/FL表示系の電源トランス巻線を独立:
      電源トランス2次巻線をそれぞれに独立して設置することにより、相互の干渉を排除し、音質を向上しています。
  7. 大型FLディスプレイを搭載
    ディスク名、トラック名、各ファンクションの操作状況をアイコンで表示します。
    また、ディスク残量や再生位置を示す"ポジションポインター"は、MDとCDの両方で表示されます。
  8. チューナーには放送局名の自動表示機能を装備
    チューナーには、FM/AM各12局まで自動登録できる"オートプリセット"機能と放送局名を自動的にディスプレイに表示する機能を装備しています。簡単に選局できる他、ラジオからMDへの録音も手軽に行なえます。
  9. 放送局名TOC書き込み機能
    MDにラジオを録音する際、MDのTOCへ放送局を書き込みます。どの局の番組から録音したかが記録に残り、エアチェックの際に便利です。
  10. その他の特長
    • ・様々な使い方が楽しめる、2つのヘッドホンジャックを装備
    • ・再生/編集時に確認できて便利な、録音日時の自動記録機能装備

主な仕様

MD部・共通部
形式 ミニディスクデジタルオーディオシステム
再生読み取り方式 非接触光学読み取り(半導体レーザー使用)
チャンネル数 ステレオ2チャンネル
サンプリング周波数 44.1kHz
音声圧縮方式 ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)
周波数特性 20〜20,000Hz+1/-2dB
ワウフラッター 測定限界以下
入力端子 LINE IN(ステレオミニ)1個
出力端子 ヘッドホン出力(ステレオミニ)2個
実用最大出力 7W+7W(EIAJ/4Ω)
スピーカー フルレンジ:8cm コーン型4Ω 2個
電源 本体:AC100V50/60Hz、、リモコン部:単3形乾電池2個使用
最大外形寸法 約528×275×139mm(幅×高さ×奥行き)※最大突起部含む ※EIAJ
質量 約6.4kg
付属品 リモコン、リモコン用単3形乾電池、AMループアンテナ、取扱説明書
ソニーご相談窓口のご案内、保証書
CD部
形式 コンパクトディスクデジタルオーディオシステム
チャンネル数式 2チャンネル
ワウフラッター 測定限界以下(EIAJ)
周波数特性 20〜20,000Hz+1/-1dB(EIAJ)
ラジオ部
受信周波数 FM/TV:76〜90MHz(1〜3 CH)、AM:531〜1,629kHz
アンテナ FM/TV:ロッドアンテナ、外部アンテナ端子(75Ω不平衡型)
AM:AMループアンテナ
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