報道資料
ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
検索日と情報が異なる可能性がございますので、 あらかじめご了承ください。
1998年3月16日
CD-ROMディスクは32倍速再生を実現
ソニーは、DVD-ROMディスクの5倍速再生、CD-ROMディスクの32倍速再生を実現したDVD-ROMドライブ『DDU220E』を商品化し、1998年5月よりサンプル出荷を開始します。
本機は、安定したディスク再生と高速アクセスを実現するCAV(Constant Angular Velocity=角速度一定)技術を採用しています。
型名 | サンプル出荷開始時期 | サンプル価格(税別) |
---|---|---|
DVD-ROMドライブ『DDU220E』 | 1998年5月 | 50,000円 |
DVDはCD(650MB)の約7倍にあたる4.7GB(片面一層ディスクの場合)の容量を持ち、動画や音声などの大容量データを収録することができます。パソコン用記憶媒体としても、この大容量という特性は多様化するユーザーの要求を満たしており、DVD-ROMドライブは1997年には全世界で約100万台が出荷され、1998年には約500万台に市場が拡大すると見込んでいます。当社は、1997年1月にDVD-ROMドライブ「DDU100E」のサンプル出荷を開始し、DVD-ROMドライブの市場に参入しました。今回商品化する『DDU220E』は、「DDU100E」の後継機となります。
『DDU220E』は、当社がドライブ機器の開発・製品化で培ってきた光学系、半導体等の技術により、DVD-ROMディスクを業界最速の5倍速で再生するとともに、CD-ROMディスクの32倍速再生を実現しています。本機は、CD-ROMドライブに採用されているCAV技術をDVD-ROMドライブとして業界で初めて採用。スピンドルモーターの回転速度を一定に保ち、安定したディスクの再生と100msecという高速アクセスを実現します。さらに、DVD-ROM、CD-ROM、CD-Rなどの他、カスタマーの要望に応じて大容量書き換え可能型光ディスク規格である「DVD+RW」ディスクの再生機能を追加することができます。
外形寸法 | 146×41.4×203mm(幅×高さ×奥行き) |
---|---|
転送レート(最大) | 6750KB/s(DVD)、4800kB/s(CD-ROM)Sustained |
インターフェース | ATAPI |
Burst Transfer Rate | 16.7 MB/s(ATAPI - multi word DMA Mode 2) 16.7 MB/s(ATAPI - PIO mode 4) |
バッファーメモリー | 512KB |
アクセスタイム | 100msec(DVD)、80msec(CD) |
互換性 | DVD-Video / DVD-ROM / CD-DA / CD-ROM(XA)/ Photo CD/ Video CD / CD-I / CD EXTRA / CD-R / CD-RW |
信頼性 | 100,000 POH (20% duty) |