報道資料
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1998年3月26日
高精細0.22mmのファインピッチ・アパチャーグリル採用
ソニーは、グラフィック・CGデザイナーなど画像を扱うプロフェッショナルの要求に応える高画質と使いやすさを追求した「FDトリニトロン」搭載の21型トリニトロンマルチスキャンディスプレイ『GDM-F500』を発売します。
型名 | 発売日 | 価格(税別) | 当初月産 |
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マルチスキャンディスプレイ 『GDM-F500』 |
5月25日 | 398,000円 | 500台 |
本機は新開発の21型「FDトリニトロン」管を搭載し、画面の水平・垂直方向ともにフラットなコンピューターディスプレイです。色選別機構には、画面全域で0.22mmファインピッチ・アパチャーグリルを採用、高解像度1800×1440ドット(80Hz)の画像表示に対応可能です。
高精細を生かした高いフォーカス性能を実現するために電子銃を新開発しました。画面周辺部でのビームスポットの歪みを改善する「スポット補正レンズ」と画面全域にわたりフォーカス精度を高める「拡張大口径レンズ」に加え、ビームスポットを一段と絞り込む「小孔径電極」と、スポットを絞り込んでも明るさを確保できる「高電流密度カソード」を採用しています。
水平解像度1800ドットの高解像度においても、微細な画像の形状や細かい文字まで鮮明に再現します。
画質調整は、画面上下部の色ずれ調整や色温度の黒レベル(BIAS)・白レベル(GAIN)調整など、プロフェッショナル指向の多項目に及ぶ設定が可能です。設定は、ジョイスティック(本体前面に装備)操作のOSD(オンスクリーンディスプレイ)により、画面を見ながら行ないたい調整を素早く簡単に選択・操作できます。
また、本体デザインは、画像を扱うプロフェッショナルの道具としてのふさわしさを考え、デザイナーのキャンバスをイメージしたオリジナルデザインを採用しています。
平面ブラウン管「FDトリニトロン」は,1996年家庭用大型ワイドテレビのブラウン管として開発され,現在弊社の家庭用大型テレビ"べガシリーズ"に採用しております。
平面画面により画面全域で極めて歪みの少ない画像表示と映り込みの少ない見やすい画面を実現しています。今回,当社はトリニトロンマルチスキャンディスプレイで培ってきた技術を生かし、平面画面の特長を生かしたコンピューターディスプレイ用の"FDトリニトロン"を開発いたしました。
GDM-F500 | |
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CRT | 21型FDトリニトロン管 (AGピッチ0.22mm) |
CRT表面処理 | ARコーティング |
最大解像度 | 1800×1440ドット/80Hz、1800×1350ドット/85Hz |
走査周波数 | 水平:30〜121kHz、垂直:48〜160Hz |
信号入力端子 | アナログRGB:2系統(Dsub15ピン3列、5BNC) |
入力電圧 | AC100-240V 50/60Hz |
外形寸法 | w502×h511×d486.3mm |
質量 | 約34kg |
付属品 | 電源コード、信号ケーブル(両端HD15)、モニターインフォメーション ディスク、Macintosh用アダプター、USBケーブル、他 |
画面調整機能&OSD | 明るさ、コントラスト、サイズ、位置、ズーム、傾き、糸巻歪/バランス、台形歪/バランス、H/Vコンバージェンス、Vコンバージェンス上/下、モアレキャンセル、色温度、デガウス、OSD位置、パワーセーブ設定、言語切換、コントロールロック、ランディング調整、プリセットモード:29、ユーザーモード:15 |
プラグ&プレイ | DDC1/2B/2AB/2B+ |
不要幅射低減規格 | VCCI ClassB対応、MPR-II、TCO95(取得予定) |
パワーセービング規格 | 国際エネルギースタープログラム対応 |