報道資料
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1998年6月8日
低消費電力化により、充電池の他、乾電池2本でも駆動可能
ソニーは、携帯性に優れたポケットサイズのビデオカメラ"Ruvi(ルヴィ)" 『CCD-CR1』を発売します。本機は、新開発した内蔵型のビデオカートリッジに動画・音声の他、静止画の記録ができます。また、充電池の他、単3形乾電池2本 でも駆動し、旅行や出張先での手軽なビデオメモ用途として利用できます。
型名 | 発売日 | 価格(税別) | 当初月産 |
---|---|---|---|
液晶モニター搭載 録画・再生ビデオカメラ 『CCD-CR1』 |
7月1日 | 87,000円 | 5,000台 |
液晶モニター搭載 録画・再生ビデオカメラ ビデオキャプチャPCカード同梱モバイルセット 『CCD-CR1SP』(電源アクセサリー、PCキャプチャカード同梱) |
123,000円 | 3,000台 |
国内におけるビデオカメラ(デジタルビデオカメラを含む)市場は、1996年約131万台、1997年約138万台(EIAJ統計)と、安定したマーケットになっています。一方、デジタルスチルカメラは、携帯性や、パソコンとの接続による静止画加工の利便性等が受け入れられ、急速に市場が拡大※1しています。このような環境下、当社は、動画・音声の記録が可能なビデオカメラの機能に、より携帯性に優れた本体、静止画撮影機能など デジタルスチルカメラの特長を加えた『CCD-CR1』を商品化することで、ビデオカメラの新たな用途を提案し、市場の活性化を図ってまいります。
今回発売する『CCD-CR1』は、8mmテープとメカデッキが一体となったビデオカートリッジや、反射型2.5型液晶モニターなどを搭載することにより、幅124.3mm×高さ66.5mm×奥行き44.1mm、質量330gの小型・軽量化を実現したビデオカメラです。携帯性に優れ、出張やプライベートの海外旅行にも手軽にお持ちいただけます。
本機は、消費電力2.0wの低消費電力化により、充電池はもちろん単3形乾電池2本でも駆動します。※2分単位でのバッテリー残量表示が可能な"インフォリチウムバッテリー"に加え、入手しやすい単3形乾電池でも駆動可能なので、不意のバッテリー切れを気にすることなくご利用いただけます。
内蔵型のビデオカートリッジには、アナログ方式のハイエイトと同等のクォリティで約30分の動画・音声を記録できます。また、5秒間の静止画を音声入りで約350カット、"5SECモード"を利用した場合には5秒間の動画・音声を約350カット撮影することができます。
さらに、新開発の"反射型2.5型液晶モニター"を搭載。液晶内に反射膜を配置し、 外光を利用する構造により、明るい屋外でも見やすい映像を再現します。また、 当モニターはバックライトが不要なため、消費電力を低く抑えるとともに液晶パネルの薄型化(約5mm)を実現しています。液晶モニターは上180°に角度を変えることができ、自分を撮ったり、カメラ本体を固定してアングルを確認しながら数人での撮影も行なえます。
なお 本機は、7月1日発売予定のマビキャップ「MVC-FDR1」「MVC-FDR3」(別売)と接続することにより、お好きな場面(静止画)を3.5型フロッピーディスクに記録することができ、記録した画像を手軽にパソコンに取り込むことができます。
併せて発売する『CCD-CR1SP』は、ノートパソコンユーザー用として 『CCD-CR1』と"電源アクセサリー"、"PCキャプチャカード※3"を同梱したパッケージモデルです。同梱のPCカードを使って、『CCD-CR1』で撮影した動画、音声※4及び静止画をノートパソコンに簡単に取り込むことができます。動画を使ったプレゼンテーションや、静止画を取り込んだポストカード、ビジネス文書作り等で手軽にご活用いただけます。
1. 本体質量330gの小型・軽量ポケットサイズの実現
ビデオテープとメカデッキが一体となった新開発のビデオカートリッジや、反射型2.5型液晶モニターなどの搭載により、幅124.3mm×高さ66.5mm×奥行き44.1mm、質量330gの小型・軽量化を実現。携帯性に優れ、ビジネスマンの出張やプライベートの海外旅行にも手軽にお持ちいただけます。
2.0wの低消費電力化を実現。充電池はもちろん単3形乾電池2本でも駆動します。 別売のバッテリー(NP-F10)で約1時間30分、単3形乾電池で約1時間の連続撮影が 可能です。
バッテリー | 液晶連続撮影 | 液晶実撮影 | 再生 |
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NP-F10※1 | 90分 | 50分 | 90分 |
単3形乾電池2本※2 | 60分 | 30分 | 60分 |
4つのビデオメモモードが選択でき、動画・音声の他、静止画を記録できます。 "5SECモード"を利用した場合は、5秒間の動画・音声を約350カット撮影すること ができます。
VIDEO MEMOモード | 録画可能カット数・時間 | |
---|---|---|
動画モード | 5SECモード | 約350カット |
地面撮り防止撮影 | 約30分 | |
ノーマル撮影 | 約30分 | |
静止画モード | PHOTO撮影 | 約350カット |
メカデッキにビデオテープを組み込んだ新開発のビデオカートリッジを本体に内蔵。防塵性に優れ、安定したテープ走行を実現し、高信頼性を確保しています。
新開発の"反射型2.5型液晶モニター"を搭載。液晶内に反射膜を配置し、外光を利用する構造により、明るい屋外でも見やすい映像を再現します。また、当モニターはバックライトが不要なため、消費電力を低く抑えるとともに液晶パネルの薄型化(約5mm)を実現しています。液晶モニターは上180°に角度を変えることができ、自分を撮ったり、カメラ本体を固定してアングルを確認しながら数人での撮影も行なえます。
本体には、軽量かつ堅牢なマグネシウム合金ダイカストを採用。
7月1日発売予定のマビキャップ「MVC-FDR1」「MVC-FDR3」(別売)と接続し、静止画を3.5型フロッピーディスクに記録することができます。
録画方式 | 回転2ヘッドヘリカルスキャンFM カラーアンダー方式 |
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録音方式 | 回転ヘッドFM方式(モノラル) |
録画時間 | 動画 :約30分 静止画:約350カット |
最大連続撮影時間 | NP-F10使用時:連続撮影時間90分/実撮影時間50分 単3形乾電池2本使用時:連続撮影時間60分/実撮影時間30分 |
CCD撮像素子(総画素/有効画素) | 1/4インチ(41万/38万) |
レンズ | F 2.8〜3.9 f=3.4〜10.2(35mm換算f=33〜99) |
ズーム倍率 | 光学3倍マニュアルズーム |
シャッタースピード | 1/60 |
最低被写体照度 | 12ルクス |
液晶モニター | 反射型2.5型(6.1万ドット) |
バッテリーシステム | リチウムイオン(インフォリチウム対応)・単3形乾電池 |
電源電圧 | ACアダプター4.2V,バッテリーパック3.6V,アルカリ乾電池2本3.0V |
消費電力 | 2.0w |
外形寸法(幅×高さ×奥行) | 124.3×66.5×44.1mm |
本体質量 | 330g(バッテリー含まず) |
撮影時質量「NP-F10」使用 | 370g |