SONY

報道資料
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1998年8月26日

インテリア性に優れたデザインと、各種高音質技術を採用した
コンパクトコンポーネントシステム 発売

コンパクトコンポーネントシステム『JMD-7』

ソニーは、インテリア性を考慮したデザインに加え、単品コンポーネントで用いられている各種高音質技術を採用したコンパクトコンポーネントシステム『JMD-7』を発売します。
スピーカー部では、バッフル板に25mm厚のウッドバッフル板を採用した他、 ウーファーの素材に剛性と内部損失の高いグラスファイバーを採用し、歪みの少ない低音の再現が可能です。また、シルク素材を使用した2.5cmソフトドームトゥイーターを搭載し、高音域の再現性を向上しています。
本体ユニットには、メカデッキを固定することで内部振動を低減する"ハニカム・ ベースメント"に加え、外部振動を効果的に吸収する"偏心インシュレーター"を採用しており、安定した音質を実現しています。
デザイン面では、スピーカーにウッドバッフル板を採用した他、本体ユニットには5mm厚の強化ガラスと2mm厚アルミパネルなどを採用し、質感のあるデザインでインテリア性を考慮しています。また、横幅190mmのコンパクトな本体ユニットは、本棚やデスク上でも容易に設置可能です。

型名 発売日 価格(税別) 当初月産
コンパクトコンポーネントシステム
『JMD-7』
9月21日 105,000円 6,000台

98年の国内セットステレオ市場は約245万台と見込まれており、そのうち約30%が本体横幅200mm以下のマイクロハイコンポで構成されるものと思われます。弊社は、1995年に発売した"Q-bric"シリーズを始め、マイクロハイコンポ市場に向けてデザイン性に優れた様々な商品を展開し、好評を博して参りました。今回、デザイン性に加え、単品コンポーネントレベルの高音質技術を採用した『JMD-7』を発売することにより、マイクロハイコンポの商品構成を拡充し、ビジネスの拡大を図って参ります。

  • ソニー調べ

主な特長

  1. 高品位スピーカー採用
    バッフル板に25mm厚のMDF(Medium Density Fiber Board)ウッドバッフル板を採用した他、ウーファーの素材に剛性と内部損失の高いグラスファイバーを採用し、歪みの少ない低音の再現が可能です。また、シルク素材を使用した2.5cmソフトドームトゥイーターを搭載し、高音域の再現性を向上しています。さらに、スピーカーユニット間の時間差をなくすため、ウーファーとトゥイーターの音源の位置を揃え、クリアな音像を実現しています。
  2. 単品コンポーネントで使用されている各種高音質技術採用
    本体ユニットには、メカデッキ固定することで内部振動を低減する"ハニカム・ベースメント"に加え、外部振動を効果的に吸収する"偏心インシュレーター"を採用しており、安定した音質を実現しています。また、FMアンテナ接続コネクターは、ノイズの混入を抑えるF型同軸コネクターを採用しています。MDデッキには、高域の再現性を向上させたATRAC用DSPを採用した他、DATやCS/BS放送など、異なるサンプリング周波数のフォーマットからの録音が可能な"サンプリングレートコンバーター"を搭載。また、音量レベルの揃ったMDをつくるため、-12dB〜+12dBの範囲内でデジタル信号の録音レベル調整ができる"デジタルRECレベルコントロール"を採用しています。
  3. デザイン性を考慮した質感ある素材を採用
    スピーカーにウッドバッフル板を採用した他、本体ユニットには5mm厚の強化ガラスと2mm厚アルミパネルなどを採用し、質感のあるデザインでインテリア性を考慮しています。
  4. "MDウォークマンリンク"対応
    既発売のMDウォークマン※1を再生機として接続し、手軽にMDからMDへのシンクロ録音※2が行える"MDウォークマンリンク"機能を搭載。再生専用MDウォークマン接続時には、シンクロ録音に加え、MDの曲番・文字情報をコピーすることが可能です。
    • ※1 96年10月以降発売された、チューナー搭載機を除くMDウォークマンに対応。
      再生専用機:MZ-E50/E44/E45/E35/E30/E25/EP11/EPS11/EP10
      録音再生機:MZ-R50/R30/R5ST/R4ST
    • ※2 本機能による録音は、すべてアナログ信号による録音となります。
  5. パソコン接続キット「PCLK-PX1」対応
    パソコン接続キット「PCLK-PX1」に対応しており、パソコンのGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)を利用したマウス・キーボードによる操作及び文字入力が可能です。
  6. 待機電力を低減する省電力設計
    待機時専用のトランスを設けた省電力設計を採用しています。通常待機時には、3ワットディスプレイ表示OFF時には1ワットの低消費電力化を実現しています。

別売りオプション

  • 『JMD-7』専用カセットデッキ「TC-SD1」 24,800円、9月21日発売予定
  • 『JMD-7』専用カラースピーカーネット「SSN-SD1」 2,000円、10月21日発売予定
  • パソコン接続キット「PCLK-PX1」 11,000円、10月21日発売予定
  • MDウォークマンリンクケーブル「MDLK-PX1」 2,000円、9月21日発売予定

主な仕様

アンプ/チューナー/CDプレーヤー「HCD-SD1」
アンプ部
実用最大出力:
25W+25W(EIAJ6Ω負荷)
チューナー部
受信周波数:
アンテナ端子:
FM76〜108MHz/AM531〜1,602kHz
FM75Ω不平衡型F型コネクター、AM外部アンテナ端子
CDプレーヤー部
D/Aコンバーター:
ハイブリットパルス
最大外形寸法(w×h×d): 190×91×315mm
質量: 約4.4kg
MDデッキ「MDS-SD1」
MDデッキ部
D/Aコンバーター:
ハイブリットパルス
最大外形寸法(w×h×d): 190×91×315mm
質量: 約3.2kg
スピーカー「SS-CSD1」
形式:
インピーダンス:
使用ユニット:

最大外形寸法(w×h×d):
質量:
2ウェイバスレフ型
6Ω(EIAJ負荷)
12cmグラスファイバーコーン型ウーファー
2.5cmソフトドーム型トゥイーター
各165×280.5×265.5mm
各約4.3kg
消費電力 70W
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