ドーム型監視カメラ『SSC-CX61V』

ソニーは、新開発のレンズとCCD一体構造の採用により、直径98mm（ドーム部）、質量340gと小型・軽量で簡単に設置することが可能なドーム型監視カメラ『SSC-CX61V』を発売します。
本機は、F1.4、焦点距離2.2mm〜4.4mmの広角バリフォーカルレンズの採用により、ワイド端では水平95°/垂直71°の撮影範囲を確保します。また、設置後に水平方向360°の画角調整が可能です。
さらに、インターレース（IT）方式1/4インチ38万画素Super HAD CCDとDSP（Digital Signal Processing）回路を搭載し、水平解像度470TV本、最低被写体照度3.0Lux^※1を実現。小型・軽量ながら高い性能を有したドーム型監視カメラです。
なお、現行「YS-Q430」の後継機種として、解像度がさらに向上した4分割スイッチャー『YS-Q440』も併せて発売します。
※1 別売クリアドームカバー「YT-LDC61V」を装着時。

昨今、防犯や監視人員の効率的配置に対する関心が高まる中、監視カメラの需要が拡大しています。特に最近では、威圧感がなくインテリア性を重視したコンパクトなドーム型監視カメラに対するニーズが急速に高まってきています。現在、当社は国内市場において『目立たない監視』を主眼にしたインテリア性の高いピラミッド型のカメラ「SSC-CX114」を1993年から販売していますが、小型・軽量で取り付けが簡単なドーム型監視カメラ『SSC-CX61V』を加えることで、監視カメラの商品構成を強化します。

『SSC-CX61V』の主な特長

1. 小型・軽量で、設置の簡便性を追求
   新開発のレンズとCCDの一体構造採用により大きさ直径98mm（ドーム部）、質量340gの小型・軽量化を実現。更に電源/映像信号/同期信号/音声を同軸ケーブルに重畳することで、設置が簡単に行えます。
2. 広角バリフォーカルレンズ内蔵
   F1.4、焦点距離2.2mm〜4.4mmの広角バリフォーカルレンズの採用により、ワイド端では水平95°/垂直71°の撮影範囲を確保。
3. 38万画素CCDとDSP回路搭載により高解像度を実現
   インターレース（IT）方式1/4インチ38万画素CCDと高性能DSP（Digital Signal Processing）回路を搭載し、水平解像度470TV本、最低被写体照度3.0Lux^※1を実現。
4. 音声対応
   標準装備のマイクを使用することで、電源/4画面切替え機能を搭載した専用モニター「SSM-1450」と組み合わせ、音声のモニタリングが可能。
5. 多彩な逆光補正機能
   独自のデジタル処理回路により、アイリス/ゲイン/ホワイトバランスを一括制御する"Smart ControlTM機能"を搭載。

『YS-Q440』の主な特長

1. 多彩な表示機能
   通常の4分割表示に加え、4台のカメラ映像のフル画面自動切り換えも可能。また、フリーズ機能を搭載し、重要なシーンを静止画で確認できます。
2. 柔軟なシステム構成
   他機器との組み合わせに適したカメラ映像のループスルー端子や、外部同期の入出力端子、外部からの制御も可能なRS-232Cインターフェースの装備により、用途に応じたシステム構築が可能。
3. タイトル表示
   8文字までのカメラタイトル（英数字・記号）、日付・時間を表示可能。
4. アラーム機能
   アラームに連動したカメラ映像の自動切り換えが可能。

『SSC-CX61V』の主な仕様

『YS-Q440』主な仕様