CDプレーヤー『CDP-XA55ES』

MDデッキ『MDS-JA33ES』

ソニーは、高級オーディオコンポーネント"ESシリーズ"のCDプレーヤー『CDP-XA55ES』とMDデッキ『MDS-JA33ES』に加え、MD/CD一体型デッキ『MXD-D2』、横幅280mmのCDプレーヤー『CDP-A39』を発売します。

『CDP-XA55ES』は、遮断特性などを変化させることにより、音楽の雰囲気を微妙にコントロールできる"24ビット可変（VC）デジタルフィルター"を搭載。今回新たに24ビット化したことにより、演算処理能力が向上、より高精細な音質を再生します。
『MDS-JA33ES』は、演算処理能力を向上したATRAC用"Type-R"DSPを搭載し、より録音ソースに近い音質での録音が可能です。また、『CDP-XA55ES』同様、"24ビット可変（VC）デジタルフィルター"を搭載しています。さらに、既発売のMDデッキ用パソコン接続キット「PCLK-MD1」に対応しており、パソコンの画面上で操作及び文字入力が行えます。
『MXD-D2』は、CDからMDへの録音が手軽に行えるMD/CD一体型デッキです。既発売のセットステレオ用パソコン接続キット「PCLK-PX1」に対応しており、パソコンの画面上で基本操作及び、CDからMDへの録音・編集操作や文字入力が行えます。パソコン上で入力した漢字・ひらがなは、本体上の高精細フルドットディスプレイで表示可能です^※。

• ※本体および付属のリモコンでは、漢字・ひらがな入力は行えません。

『CDP-A39』は、外部機器からのコントロールを可能とする"コントロールA1"端子を搭載しており、MDデッキ用パソコン接続キット「PCLK-MD1」と、これに対応したMDデッキ^※と組み合わせることで、パソコンの画面上でCDからMDへの録音・編集操作が行えます。

• ※「PCLK-MD1」対応のMDデッキ（98年10月時点）：MDS-JA33ES/JA22ES/JB920/PC1/S39

主な特長

『CDP-XA55ES』

1. "24ビット可変（VC）デジタルフィルター"搭載
   遮断特性などを変化させ、音楽の雰囲気を微妙にコントロールできる"24ビット可変（VC）デジタルフィルター"を搭載しています。今回新たに24ビット化したことにより演算処理能力が向上、より高精細な音質を再生します。従来型のスタンダードポジションに加えて、クリアー、プレーン、ファイン、シルキーの合わせて5タイプのポジションを揃えました。お手持ちのオーディオ機器や部屋の環境、また曲に合わせ、最適なポジションを選択できます。
   ※VCは、Variable Coefficient（可変係数）の略です。
2. 光学系固定方式メカニズム搭載
   軽量で外部振動の影響を受けやすい光学ピックアップを固定し、ディスク側を移動させる光学系固定方式メカニズムを搭載。安定したディスクの読み取りが可能です。
3. "カレント・パルスD/Aコンバーター""トリプルRコアトランス"採用の高品位設計
   "カレント・パルスD/Aコンバーター"は、安定したきれいな電流源を持ち、演算回路の電圧性ノイズの影響を受けないことで、表現力豊かな低域の再現能力を持っています。また、トランスの鉄心を切れ目なく成形したことに加え、断面が円形のドーナツ状にすることで、磁束漏洩と振動を大幅に減少させ、クリーンな電流供給を実現する"Rコアトランス"を採用。アナログ回路、デジタル回路、メカニズム駆動系それぞれに独立したトランスを搭載したことにより、純度の高い電源を供給します。電力供給量の多いメカニズム駆動系のトランスは、専用のシールド内に収納。各ブロックの相互干渉を最小限に抑えています。
4. サーボ回路を大幅に強化
   音楽信号を忠実に読み取る事を最優先したディスクリート構成のサーボ回路を採用。読み取りエラーを極力低減したことで、従来の強力な補正フィルターを用いなくても音楽信号を正確に読み取ります。

『MDS-JA33ES』

1. ATRAC用"Type-R"DSP搭載
   ATRAC用"Type-R"DSPは、従来のDSPに比べ演算処理能力を2倍に向上しています。演算精度の向上に加え、独自の"インテリジェント・ビット・リアロケーション・アルゴリズム"を用いて音楽データの再分析とビット量の再配分を行う事で、より録音ソースに近い音質での録音が可能です。
2. "24ビット可変（VC）デジタルフィルター"搭載
   遮断特性などを変化させ、音楽の雰囲気を微妙にコントロールできる"24ビット可変（VC）デジタルフィルター"を搭載。従来型のスタンダードポジションに加えて、クリアー、プレーン、ファインの4タイプのポジションから選択可能です。
3. デジタルRECレベルコントロール搭載
   音量レベルの揃ったMDをつくるため、-∞dB〜+12dBの範囲内で録音レベルの調整ができる"デジタルRECレベルコントロール"を採用しています。録音レベルに差のあるCDからの録音や、CS/BS放送など信号レベルの低いソースからの録音時に便利です。また、録音レベルを入力端子ごとにメモリーできるので、一度設定した音量レベルを毎回変更することなく録音できます。
4. MDデッキ用パソコン接続キット「PCLK-MD1」対応
   既発売のパソコン接続キット「PCLK-MD1」（¥15,000税別）に対応しており、パソコンの画面上で基本操作及び録音・編集操作、文字入力が行えます。
5. "カレントパルスD/Aコンバーター"、"Rコアトランス"搭載
   表現力豊かな低域の再現を可能とする"カレントパルスD/Aコンバーター"搭載。また、純度の高い電源を供給する"Rコアトランス"をデジタル及びアナログ回路と、メカニズム駆動系にそれぞれ搭載しています。

『MXD-D2』

1. CDからMDへの録音が手軽に行えるMD/CD一体型デッキ
   CDメカデッキとMDメカデッキを一体型のボディに搭載。煩わしい接続が不要な他、CDからMDへの録音操作が手軽に行えます。
2. セットステレオ用パソコン接続キット「PCLK-PX1」対応
   既発売のパソコン接続キット「PCLK-PX1」（11,000円税別）に対応しており、パソコンの画面上で基本操作及び録音・編集操作、文字入力が行えます。 CDの曲目ウィンドウから、録音したい曲をドラッグ&ドロップ操作でMDウィンドウに移動するなど、パソコンのGUI（グラフィカル・ユーザー・インターフェース）を利用した操作が可能です。
3. 漢字・ひらがな表示可能な高精細フルドットディスプレイ搭載
   パソコンや、漢字・ひらがな文字入力対応機器で入力した文字を本体のディスプレイで表示可能です。（本体及び付属のリモコンからの漢字・ひらがな文字入力は行えません）
4. デジタルRECレベルコントロール搭載（±12dB）

『CDP-A39』

1. コントロールA1端子搭載
   外部機器からのコントロールを可能とする"コントロールA1"端子を搭載しており、MDデッキ用パソコン接続キット「PCLK-MD1」と、これに対応したMDデッキ^※と組み合わせることで、パソコンの画面上でCDからMDへの録音・編集操作が行えます。
   ※「PCLK-MD1」対応のMDデッキ（98年10月時点）：MDS-JA33ES/JA22ES/JB920/PC1/S39
2. 横幅280mmのコンパクトサイズ
3. CDテキストデコーダー搭載
   アルバムや曲名などの文字情報が記録されている"CDテキスト"のデコーダーを搭載しています。MDデッキとパソコン接続キットを用いてパソコンと接続した場合、画面上で文字情報を表示可能です。また、別売りのCDテキストディスプレイユニット
   「CTD-S100」と接続して文字情報を表示することも可能です。

主な仕様