報道資料
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1998年11月12日
この度、弊社代表取締役副社長(関西代表)金田嘉行に対し、オン・テンチョン(Ong Teng Cheong)シンガポール共和国大統領閣下より、同国最高位のシンガポール国家勲章( National Day Award )パブリック・サービス・スター(Public Service Star)が授与されることになりましたのでお知らせ申し上げます。
叙勲式は、11月12日午後8時現地シンガポールにおいて行われました。
今回の受賞は、金田が長年にわたり、シンガポールの科学技術振興に貢献してきたことが高く評価されたことによるものです。金田は、80年代中頃から光学ピックアップなど精密部品の製造拠点をシンガポールに設置することに尽力し、シンガポール政府から高い信頼を得ました。これを受け、金田は92年よりシンガポール科学技術委員会の国際顧問に就任し、以来、同国の科学技術や産業基盤に関する政策に助言を行ってまいりました。
さらに97年からはシンガポール国立大学で客員教授として講義を行い、科学技術分野での人材育成にも尽力してまいりました。こうした金田の一連の活動が、ソニーとシンガポールの関係を強化する一方、同国の科学技術振興・経済発展に大きく貢献することになったものです。
ソニーは、73年に現地販売法人をシンガポールに開設し、82年にはアジア地域本社、87年には光学ピックアップなど精密部品の製造拠点としてソニー・プレシジョン・エンジニアリング・センター(SPEC)を設立しました。その後、ブラウン管の製造拠点や物流、情報システムの地域拠点を設立するなど、現在までにシンガポールはソニーのアジアにおける重要なビジネス拠点となっております。
なお、同勲章は、62年に制定され、あらゆる分野を対象にシンガポールにおける多大な貢献を行った者に対して授与されるもので、今回の金田の受賞は、シンガポールに進出している外国企業関係者としては初めての栄誉となります。