報道資料
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1998年12月2日
ソニーは、GIにホームネットワークモジュールとAperiosのライセンス供与
ソニーは、GI株750万株を取得
ゼネラル インスツルメント コーポレーション(以下、GI)とソニーは、米国時間12月1日、次世代デジタルSTB(セットトップボックス)の共同開発を行うことを発表しました。
GIとソニーは、ソニーが開発したホームネットワーク技術をGIの次世代デジタルSTBに組み込むことで最終合意しました。両社は、GI製次世代デジタルケーブルSTBにソニーが開発したホームネットワークモジュール(ソフトウエア部品)とリアルタイムOSであるAperios(アペリオス)を搭載し、家庭内のデジタル機器をコントロールする機能を搭載したデジタルSTBの共同開発を行ってまいります。
今回の合意により、GIは、ソニーよりホームネットワークモジュールおよびAperiosのライセンス供与を受け、ケーブル業界への供給を予定している次期デジタルSTB『DCT-5000+』に搭載します。同時にGIは、ソニーのホームネットワークモジュールを、i.LINK(IEEE1394)を用いたホームネットワークのための有力な方式として推奨していきます。
また両社は、本年1月の基本合意どおり、ソニー コーポレーション オブ アメリカがGIの新規発行株750万株を総額1億8750万ドルで取得することを確認しました。
本年5月、米国アトランタで開催されたNCTA(National Cable Television Association) Cable '98コンベンションで、GIとソニーはホームネットワークモジュールとAperiosを搭載したデジタルSTBの試作機『DCT-5000』を共同展示しました。この共同展示では、高速インターネットアクセスや高画質なビデオ電話、他のAV機器などを制御する最新のユーザーインターフェース技術など、様々なホームネットワークの応用を紹介しました。