報道資料
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2000年6月30日
東急ケーブルの新しいインターネット事業を構築
ソニー株式会社
株式会社東急ケーブルテレビジョン
東京急行電鉄株式会社
ソニー株式会社(以下、ソニー)、東京急行電鉄株式会社(以下、東京急行)ならびに株式会社東急ケーブルテレビジョン(以下、東急ケーブル)は、今後ブロードバンド・ネットワーク事業の構築に向け戦略的に提携していくことで基本合意致しました。
通信インフラのブロードバンド化に向けた動きが加速する中、ソニー、東京急行、東急ケーブルの3社は、東急ケーブルが管理・運営するCATV施設を活用したブロードバンド・インターネットサービス事業の実現を図るとともに、他のCATV事業者と連携を図りながら、ブロードバンド・ネットワーク事業の展開について最適な事業形態を探って参ります。
ソニーはブロードバンド・ネットワーク向けのコンテンツ開発やプラットフォームの構築・運用面を担うとともに、家庭内端末のビジネス展開に向けた技術開発を加速させ、ソニーグループのブロードバンド事業の早期・積極的な展開を図って参ります。東京急行は、主に高速アクセス網整備の面から東急ケーブルの広域事業展開を推進し、東急グループ全体のネットワーク事業やIT革命に対応した事業拡大に取り組んで参ります。
上記の実現に向け、3社間で協議を行った結果、ソニーは、東急ケーブルのブロードバンド・インターネット事業の担当(常勤)取締役と要員を東急ケーブルに派遣するとともに、東京急行の保有する東急ケーブルの発行済株式総数の10%に相当する株式を取得致します。
さらに、東急ケーブルが今後必要とする資金の調達については、ソニーによる新株引受けを含む幅広い選択肢を3社間で協議して参りますとともに、3社間における最適事業形態を構築します。
東急ケーブルの新しいインターネット事業は、AII(エー・アイ・アイ)企画株式会社※が準備を進めているブロードバンド向けコンテンツ・サービス提供や、将来の 「プレイステーション2」などによるブロードバンド・サービスなどの事業推進にも大きく貢献するものと期待しております。