ソニーは、パソコンを使用せずにIEEE1394対応産業用デジタルカメラとネットワーク接続を可能にする、デジタルイメージングステーション『DFWS-77』を発売します。

主に画像処理装置などへ組み込んでご利用いただいている当社のIEEE1394産業用 デジタルカメラ「DFWシリーズ」「XCDシリーズ」と本機をケーブル接続することによりカメラで撮影した映像をパソコンを使用せずに、（1）本機に接続したモニターで確認、（2）メモリースティックなどのPCカード※1へ記録、（3）ネットワーク接続して画像を伝送、することができます。 顕微鏡画像のファイリングやデータプロジェクターへの映像入力などの用途に最適です。
カメラの設定やPCカードへの保存などの操作は液晶画面をペンタッチで簡単操作が 可能です。またこれらの操作画面を用途に応じてカスタマイズすることもできるので、ユーザーの要望にあわせて幅広い用途にお使い頂けます。

• ※1:PCMCIAフラッシュATAカードに対応

主な特長

3. ソニーの産業用IEEE13194デジタルカメラ（DFWシリーズ、XCDシリーズ）に対応※

DFWシリーズ、XCDシリーズ用にコネクターを3ヶ用意。400Mbpsの高速転送レートにより高画質の映像を表示することが可能。6ピンコネクタの採用により映像データ、電源が1本のケーブルで伝送でき、カメラの各種設定（ゲイン、シャッター速度、ホワイトバランスなど）も本機から行えます。また市販のハブを使用すれば最大16台までのカメラを接続することができます。

• ※対応カメラ：DFW-V500、DFW-VL500、DFW-X700、DFW-SX900、XCD-X700、XCD-SX900

2. タッチスクリーンによる簡単操作とカスタマイズ

各種機能を220×216×75mm、1.4kgのコンパクトサイズに搭載。操作はモノクロ液晶に表示される画面をペンでタッチするだけの簡単操作。また、操作画面を用途に応じてカスタマイズすることが可能です。

3. アナログRGB出力

カメラの解像度に応じて、最高SXGAまでのアナログRGB出力が可能。高画素のカメラの映像を本機を通してマルチスキャンモニターやプロジェクターに直接接続して表示できます。パソコン接続の場合、映像表示のフレームレートがグラフィック処理の速度に依存していましたが、本機を用いた場合、カメラの最大表示フレーム数を保証します。

4. ネットワーク接続

ネットワークとの接続に10Base-Tを装備。Emailへ画像を添付しての伝送や、FTPサーバーへの静止画のアップロードが可能です。

5. メモリースティック/PCカードへの画像記録

画像の記録用にPCMCIA TypeIIスロットを2基用意。メモリースティック※などのATA Flashカードを用いてキャプチャーした静止画の記録が可能です。記録フォーマットにはJPEGを採用。画像はそのままWindowsパソコンで用いることができます。

• ※メモリースティックの場合は別売のPCカードアダプターが必要です。

6. Sビデオ出力

出力モードを切り替えることによりSビデオ出力が可能。TVモニターやVTRなどと接続することができます。

主な仕様

ご参考

接続可能なカメラと主な用途

• ※お客様からのお問い合わせ先：専用ホームページ