報道資料
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2004年3月8日
サムスン電子株式会社
ソニー株式会社
サムスン電子株式会社(以下、サムスン電子)とソニー株式会社(同、ソニー)は、アモルファスTFT液晶ディスプレイパネル製造を行う合弁会社に関する設立契約を締結し、本年4月末までを目処に「S-LCD株式会社」を設立します。
サムスン電子とソニーは、昨年10月のMOU(Memorandum Of Understanding)合意以降、合弁会社設立に向けた協議を行い、このたび予定通り、合弁会社設立契約を締結しました。
新会社は、両社の折半出資※により設立され、サムスン電子が韓国忠清南道湯井(タンジョン) に建設中の施設内に、第7世代のアモルファスTFT液晶ディスプレイパネル製造ラインを敷設、主に大型テレビ向け液晶ディスプレイパネルの生産を行います。
新会社運営にあたっては、サムスン電子より代表取締役社長CEOが、ソニーから代表取締役CFOが就任し、両社による対等かつ共同の運営を行い、それぞれが必要とする液晶ディスプレイパネルの効率的な生産を行います。
なお、新会社では、第7世代製造設備の導入に、約20億米ドルの設備投資を計画しており、2004年夏より順次、湯井施設内への設備敷設を開始します。
また、両社は双方の技術陣による「エンジニアリングミーティング」を定期的に開催し、2005年第2四半期の量産に向けたパネル仕様策定を行い、優れたアモルファスTFT液晶ディスプレイパネルの開発を目指します。
将来にわたるアモルファスTFT液晶ディスプレイパネルの安定した生産拠点を構築することで、サムスン電子およびソニーそれぞれは、今後ますます需要拡大が予測される液晶テレビ市場に向けた積極的な商品開発を進めます。