報道資料
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2004年5月13日
— 需要が拡大しているリチウムイオンバッテリービジネスを強化 —
ソニー株式会社
ソニー福島株式会社
ソニー栃木株式会社
ソニーは、リチウムイオンバッテリービジネスの強化を目的に、リチウムイオン二次電池の基幹事業所であるソニー福島株式会社と、液系リチウムイオン二次電池の量産拠点であるソニー栃木株式会社を統合し、2004年7月1日付で新たに「ソニーエナジー・デバイス株式会社」を設立します。
ソニー福島株式会社は、2000年8月に旧株式会社ソニー・エナジー・テックと旧ソニー本宮株式会社を統合し、ソニーグループのバッテリービジネスの基幹製造事業所として設立され、主にリチウムイオン・ポリマー二次電池を含む最先端のバッテリーの技術開発・製造を行っています。ソニー栃木株式会社は、1977年10月の設立以来、磁気テープ・光ディスクの製造を行っており、近年では需要の拡大に伴ない液系リチウムイオン二次電池の量産製造も行っています。
新会社の「ソニーエナジー・デバイス株式会社」では、ソニー福島の持つ技術力(開発、設計力)とソニー栃木の持つ量産技術を組み合わせることで、リチウムイオン二次電池の製造事業所としての効率的運営を目指すとともに、同事業におけるソニーグループの基幹製造事業所として、事業競争力の強化を図ります。
リチウムイオン二次電池は、小型・軽量・高寿命という特性から、携帯電話やノートPC、PDA、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどのモバイル機器に幅広く利用されており、今後益々需要の拡大が見込まれています。今回の新会社設立により、バッテリーの開発から製造までの一貫体制を整えることにより、2004年度の売上高約1,500億円(計画)に対して、2006年度の売上高については約1,700億円を目指します。