報道資料
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2006年5月17日
現地発、英文ニュースリリース要約文
ソニー株式会社
米国・ソニー DADC(Sony Digital Audio Disc Corporation)は5月16日、米国向け再生専用ブルーレイディスク(以下BD-ROM)の量産開始を発表しました。
米国・ソニー DADCはブルーレイディスク(以下BD)の生産設備を3ライン設置し、1層ディスク(25GB)のBDは一日2万5千枚、月産75万枚の生産が可能です。また、今後ライン増設を予定しており、10月までに、生産能力を月産500万枚に引き上げ、2層ディスク(50GB)BDの生産も可能となる予定です。
ソニー DADC・会長 ディーター・ダウムのコメント:
「BD-ROMの量産体制が整い、引き続き米国における光ディスク生産をリードできることは光栄です。BDは、これまで以上に高画質なHD(Hi-Definition)
コンテンツの提供を可能とする、変革をもたらすメディアです。その一役を担うことができて嬉しく思います。」
米国・ソニー DADCは、ソニーが独自に開発した高密度光ディスク生産のためのマスタリング装置、PTM(Phase Transition Mastering)システムを使用し、安定したディスク製造を効率的に行えます。本装置に加え、BD-ROM専用のオフセット印刷機と包装用ラインにより、BD-ROMの製造からパッケージングまでを一貫して行います。今夏には、PTM装置の増設、その後10月にもオフセット印刷機、包装用ラインの増設が予定されており、更に生産体制を強化いたします。
なお、ソニー DADCでは本年7月よりBDのオーサリングサービスも開始する予定です。
ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカ(ソニー米国法人)傘下のソニーDADCは、CD、DVDを始めとする
光ディスクの技術開発から生産、販売、ソリューションまでを行っています。米国では、インディアナ州・
テレホート、ニュージャージー州・ピットマンに拠点があります。
(ホームページ:www.sonydadc.com)