報道資料
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2006年5月17日
テレビ用液晶パネルモジュール向け化成デバイス事業などを強化
ソニー株式会社
ソニーケミカル株式会社
ソニー宮城株式会社
ソニーケミカル株式会社(以下、ソニーケミカル)とソニー宮城株式会社(同、ソニー宮城)は、2006年7月1日付で会社統合を行い、ソニーケミカルを存続会社とする「ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社」を設立※1します。
ソニー株式会社は、記録メディア事業に加え、テレビ用液晶パネルモジュール向けの化成デバイス※2事業を強化することを目的に、2006年5月1日付けで「ケミカルデバイス事業本部」を、ソニーグループのデバイス事業を統括するコアコンポーネント事業グループ内に新設しました。
今回統合するソニーケミカルとソニー宮城は、いずれも「ケミカルデバイス事業本部」が主管する国内の基幹事業所です。両社の開発リソースや技術などを統合することで、記録メディアや化成デバイス領域におけるより強力な開発・製造体制を構築、事業本部と一体となった事業推進を行ないます。
新会社の「ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社」では、ソニーケミカルが持つ化成品技術と、ソニー宮城が記録メディアビジネスなどで培った材料・プロセス技術を一体にすることで更なる事業の拡大を目指します。特に、拡大が著しい液晶テレビのパネルに用いられる機能性フィルムなどの化成デバイス分野にリソースを集中させることで、ソニーの「BRAVIA」向け液晶パネルモジュールや低温ポリシリコン液晶モジュールなどへの応用利用を拡大し、また、これら製品の商品力強化にデバイス面からも貢献する予定です。
工業用接合材料、ディスプレイ用光学フィルム、エレクトロニクス機器向けプリント配線板、熱転写プリンター用リボンの開発・設計および製造・販売を担当するソニーグループにおける化成デバイス事業の基幹事業所です。
記録メディア(磁気テープおよび光ディスク)やリチウムイオン2次電池用電極、昇華型プリンター用リボン、磁気・光学デバイスおよび高純度金属加工などを行なう、デバイス事業の量産拠点です。