報道資料
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2007年1月5日
ソニーは今後、動画用広色域色空間の国際規格「xvYCC」に準拠した製品に「x.v.Color」の呼称とロゴを付し、より忠実な色を再現するという利点をお客様にわかりやすく訴えていきます。同時に、業界の統一呼称として「x.v.Color」を広く提唱、普及を推進していきます。
従来のブラウン管テレビは、映像コンテンツをsRGB規格で定義された色域内で再現していましたが、近年、色再現の範囲がsRGB規格を大きく上回る液晶テレビなどが市場に登場してきております。こうした状況を受けて、JEITA(社団法人 電子情報技術産業協会)内のカラーマネジメント標準化委員会において、三菱電機株式会社 および 弊社を中心に国際規格化の審議を開始、2006年1月にはIEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)により、sRGB規格の約2倍の色空間である「xvYCC」が国際標準規格「IEC61966-2-4」として承認されました。今後「xvYCC」規格に準拠した製品では、同じく「xvYCC」に準拠した映像コンテンツを、自然界に存在する物体色により忠実に再現することが可能になります。
ソニーでは今後、「xvYCC」規格に準拠した広色域対応の製品に、Color=色をイメージしやすい「x.v.Color」の呼称とロゴを付すことにより、より忠実な色を再現するという利点をわかりやすくお客様に伝えていくことを提案していきます。また、「x.v.Color」対応機器の製品も拡充、撮影・記録から蓄積・編集・伝送、そして再生・表示まで、豊かな色空間の動画を楽しめる環境をつくり、多彩な色再現で高画質映像による感動をさらに高めていきます。