報道資料
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2007年9月26日
ソニー株式会社
株式会社豊田自動織機
ソニー株式会社(以下、ソニー)と株式会社豊田自動織機(以下、豊田自動織機)は、モバイル機器向け低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイパネルの製造を行う合弁会社2社、エスティ・エルシーディ株式会社(以下、STLCD)とエスティ・モバイルディスプレイ株式会社(以下、STMD)を2007年12月1日に経営統合し、新会社を設立することに合意しましたのでお知らせいたします。
ソニーと豊田自動織機は、1997年10月に合弁でSTLCDを設立、それぞれの得意分野を結集して、低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイパネルの生産を開始。また、2005年3月には、さらなる需要拡大に対応するため、第2の製造拠点としてSTMDを設立し、順調にビジネスを拡大してまいりました。
そうした中、今回の経営統合は、製造機能を一体化することにより、より効率的で迅速な経営を行うことで、さらなる競争力の向上を目指すものであります。
なお、このたびの経営統合を機に、ソニーが新会社の経営を主体的に行うこととし、2009年3月31日までに、ソニーの完全子会社といたします。
(本年12月1日の新会社設立時の出資比率はソニー86%、豊田自動織機14%とします。)
ソニーは、中小型液晶ディスプレイ事業において、今まで以上に迅速な意思決定、機動的な経営を目指します。一方、豊田自動織機はリソーセスを自動車、産業車両事業などコア事業に集中させるとともに、ディスプレイ生産で培った経験とノウハウを、同事業の発展に役立ててまいります。