SONY

報道資料
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2007年11月20日

欧州委員会からのプロ用ビデオテープ販売における違反行為認定について

 ソニー株式会社、Sony France SA、ならびにSony Europe Holding BVは本日(11月20日)、1999年から2002年の期間において、プロ用ビデオテープの欧州市場での販売において価格カルテルを行なっていたとして、欧州委員会より47.19 mil ユーロ (約76億円)の過料支払命令を受けました。ソニーは決定の通知書は受理しておりますが、決定書の全文を入手するに至っておりません。

 ソニーは、グループをあげて法律・法令遵守の徹底を図っており、この度、欧州委員会より指摘されたように、欧州で少数の社員が関与したとされる行為があったことをまことに残念に考えております。今後、決定書の詳細を確認する必要がありますが、ソニーはこうした違反行為が欧州委員会により認定されたことを重く受けとめ、関係者の皆様にご心配、ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。

 ソニーは欧州の独占禁止法を含む全世界の競争法を遵守しております。今回の件に関しても欧州委員会の調査にソニーは十分協力してまいりました。ソニーが調査を妨害したとする欧州委員会の主張に関しては、当方に不適切で反省すべき点もあったと考えますが、欧州委員会の調査に実質的な影響を及ぼしていないと認識しております。

 ソニーは公正競争に関する厳格な方針や社員教育を策定・実施し、繰り返し社員への徹底を図ってまいりました。今回、当社の規範に違反する行為が認定された事実を真摯に受けとめ、今後さらなる改善策を実施してまいります。

以上

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