報道資料
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2008年2月26日
シャープ株式会社
ソニー株式会社
シャープ株式会社(以下、シャープ)とソニー株式会社(以下、ソニー)は、現在シャープが大阪府堺市に建設中の第10世代マザーガラスを採用する液晶パネル工場を分社化することにより、大型液晶パネル・モジュールの生産および販売を行う合弁会社を設立することについて、本日、両社の意向を確認する「意向確認覚書」を交わしました。合弁会社の概略は以下の通りで、今後法的拘束力を有する合弁契約を2008年9月30日までに締結するよう、両社は誠意を持って交渉してまいります。
この提携は、両社の協力関係を通じて、シャープの最先端液晶ディスプレイ技術力とソニーのテレビ事業における市場競争力をさらに強化することを目的としたものです。
上記合弁契約の締結・発効および必要に応じた関係当局の承認手続等の完了後、合弁会社は、世界初となる第10世代マザーガラスを採用する液晶パネル工場の優位性を最大限に活かし、品質、コストおよび性能において業界最高水準の大型液晶パネル・モジュールの生産を行い、出資比率に応じてシャープおよびソニーへ供給することとなります。加えてシャープおよびソニーは、液晶パネル・モジュール用部材の共同開発についても検討し、さらに協力関係を強化してまいります。
新会社は、最先端の大型液晶パネル工場の垂直立上げと安定操業を図るとともに、他の関連する企業等と連携し、「21世紀型コンビナート」構想を実現してまいります。
以 上