報道資料
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2008年2月28日
ソニー株式会社は、ドイツ・ベルリン市に所在する都市型複合施設「ソニーセンター (“The Sony Center am Potsdamer Platz” <ソニー・センター・アム・ポツダマープラッツ>)」を売却することを決定しました。「ソニーセンター」の保有・運営会社であるソニーベルリン(Sony Berlin GmbH)の全株式を、関係当局の承認が下りることを条件として、2008年3月末迄に売却する契約をMorgan Stanleyによって運営されている不動産ファンド、ならびに他2社<Corpus Sireo、The John Buck Companyの関連会社>(以下併せて、売却先)との間で締結いたしました。この決定は、中期経営計画における、中核事業に注力していく方針に基づくものです。
「ソニーセンター」は、オフィス、店舗、レストラン、エンタテインメント施設や住宅等8棟を有する革新的な都市型複合施設として、2000年6月に開業しました。以来、当センターはベルリンの最も活気のある名所の一つとなり、年間の訪問客は800万人以上に達するなど、地域の発展に大きく貢献してまいりました。このような事情に鑑み、売却後も施設の呼称である「ソニーセンター」を当面継続して使用することで、売却先と合意に達しております。
また、現在当センターに拠点を置く、Sony Europe GmbH、Sony Deutschland GmbH、Sony Pictures Releasing GmbHおよびSony/ATV Music Publishing GmbH 等のソニーグループ各社は、売却後もテナントとして入居を継続してまいります。
なお、今回の売却による2007年度の当社連結営業利益への影響は、2008年1月31日に発表した2007年度連結業績見通しに含まれています。