SONY

報道資料
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2011年3月4日

<参考資料>
グローバルなHDデジタル/3D映像コンテンツの普及拡大に向け、
インドに「ソニー・メディアテクノロジーセンター」を開設

  • (※下記内容は現地時間3月4日午後12時30分(日本時間 午後4時)、インド、ムンバイにおいて施設開所式が開催された際のプレスリリースがベースとなります)

 ソニーは全世界における映画、映像のHDデジタル制作、3D制作のさらなる普及拡大に向け、このたびインドに「ソニー・メディアテクノロジーセンター(以下、SMTC)」を開設いたしました。

 ムンバイ市にある映画制作学校 「ウィスリング・ウッズ・インターナショナル(Whistling Woods International(以下、WWI)」の敷地内に新設されたSMTCは、WWIの学生のみならず、映画等のコンテンツ制作に関わる人々を対象としたHDデジタルコンテンツ制作、3Dコンテンツ制作のトレーニング施設です。
 ソニーはSMTCへ映像制作機材を無償で提供するとともに、HDデジタル映画等のコンテンツ制作においては業務用デジタルカメラでの映像収録から編集まで映像制作のノウハウを、また3Dコンテンツ制作においては3Dの原理から、高品位な映像制作手法までをトレーニングします。

 インドは映画産業が大変発達しており、毎年1,000を超える世界一のリリース本数を誇り、映画がエンタテインメントとして広く浸透している一方、多くのコンテンツはフィルムでも制作されている環境にあります。
 ソニーはSMTCでの活動を通じ、デジタル映画、3D映画、映像コンテンツの制作に関する知見の共有、普及拡大、および、インドのエンタテインメントの発展へ寄与することを目指しています。

 ソニーは3Dコンテンツの普及拡大に向け、2010年1月に米国カリフォルニア州・カルバーシティのソニー・ピクチャーズ エンタテインメントのスタジオ内に「ソニー3Dテクノロジーセンター」を開設しており、累計1,000名以上の映画制作関係者の訪問を受け入れ、トレーニングを実施してきました。
また、2010年12月には英国・ベージングストークに「3Dエクスペリエンスセンター」を開設しています。今回のインドSMTCは全世界で3番目となる3Dの啓発、教育施設となります。ソニーはこれらの施設を、グローバルに良質なHDデジタル、3Dコンテンツが創造される環境づくりの取り組みとして運営しています。

「レンズからリビングルームまで」3Dエンタテインメントのあらゆる要素をカバーするソニーでは、HDデジタル、3Dコンテンツの制作機材、各種業務用、家庭用3D対応機器などのハードウェアをお届けするのみならず、それらを最大限に活用出来るような活動も展開しています。

ソニー株式会社会長 兼 社長CEO: ハワード・ストリンガーのコメント

『映画がエンタテインメントとして活発なインドにおいて、ソニーが映画、放送業界の皆様にHDデジタル、3Dコンテンツ制作のため積極的にトレーニング出来る場を提供することができ、とても喜ばしく思って います。ソニーが有する最新の技術、製品、トレーニングのノウハウを提供することで、インドにおけるエンタテインメント産業のさらなる発展に貢献していきたいと思います』

ウィスリング・ウッズ・インターナショナル会長: シュバッシュ・ガイ(Subhash Ghai)のコメント

『WWIは創設以来、映画関係者と学生にとって知識と経験を交流させる場として存在してきました。SMTCもその考えの延長線上で開設されたもので、HDと3Dコンテンツ制作のための最新、最高位の技術による製品が映像制作のプロフェッショナルや学生へ提供される場となります。彼等がこの施設を利用することを大変歓迎しており、映像制作のトレーニング、ワークショップを通じて映像制作業界が強化され、映画制作がより深められることになるでしょう』

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