報道資料
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2011年3月10日
ソニー株式会社(以下、ソニー)は、ネットワーク・エンタテインメントとビジネスソリューションを提供する世界最強の企業を目指して、さらなる変革と成長を加速するため、本年4月1日付で、中核事業であるエレクトロニクス及びネットワークサービス事業の経営体制を以下の通り変更します。この内容は、本日行われた取締役会で決議されました。
ソニーは、この数年間、ハード、コンテンツ、ネットワークの戦略的融合を積極的に推進し、同時に、生産・調達・物流・CS、セールス&マーケティング、ソフトウェア設計といった横串プラットフォームを設置し、競争力と収益力の改善を着実に実現してまいりました。今回の経営体制の変更は、ストリンガーが引き続きグループ全体の経営を指揮すると共に、次世代の経営陣への権限委譲を進め、短期の経営目標を着実に実現しつつ、長期の成長戦略の実現も併せて追求していくものです。
「トランスフォーメーションの次のステージも、ソニーの経営の指揮をとることを光栄に思っています。今回の経営体制の再編は、グループ全体として目指すゴールを明確にし、我々の持っている技術力を最大限活用することにより、ソニーの変革と成長を加速することを目的としたものです。我々のゴールは常に世界中のお客様に素晴らしいエンタテインメント体験と革新的なソリューションを提供していくことです。今回の新しい体制は、最重要領域への一層の集中と、それらへの柔軟かつ迅速なリソースシフトを可能にします。2年前に始めたトランスフォーメーションは大変順調に進捗しています。我々の主力商品及び技術は強化され、ネットワーク戦略は今や現実のものとなりました。これらの取り組みは、我々の広範なコンテンツ・ポートフォリオと併せ、ソニーの持続的な成長と成功を牽引していくものと信じています。」
「ソニーがストリンガー氏の下で推進しているトランスフォーメーションは、新たな成長と発展に向けて、次のステージを迎えようとしています。これを確実に実行していくために、ストリンガー氏が取締役会の要請に応じて、引き続き会長 兼 社長 CEOとしてソニーの経営の指揮を執ることを、取締役会は全面的に支持すると共に、ストリンガー氏と新たに編成された経営陣をサポートしていきます。」
以 上