報道資料
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2011年4月11日
2011年04月11日 発表
2011年11月03日 改訂
ソニーは、4月11日(月)~14日(木)に、米国・ラスベガスで開催される国際放送機器展 “NAB (National Associations of Broadcasters) 2011”において、『Believe Beyond HD 』をテーマに新たな価値を創造する様々な映像制作ソリューションを展示します。
ブースの一般公開に先立ち、米国法人Sony Electronics Inc.が現地時間4月10日(日)14:30に開催した報道関係者向け発表会では、主に以下の内容を紹介しました。
【主な新商品】
-新開発8K CMOSイメージセンサー搭載 「CineAlta」カメラ 『F65』※1
-3D ショルダーカムコーダー 『PMW-TD300』
-小型二眼式3Dカムコーダー 『HXR-NX3D1』
-新開発 最大5Gbpsの高速記録・大容量 記録メディア “SRMemory“
『SR-MC512S』Class S※2 5Gbps/512GB
『SR-MC256S』Class S※2 5Gbps/256GB
『SR-MC1T』 1TB
『SR-MC512』512GB
『SR-MC256』256GB
-“SRMemory”対応 “SRMASTER”ストレージユニット『SR-R1000』
-“SRMemory”対応 “SRMASTER”カムコーダー『SR-M9000PL』 発売中止
-“SRMemory”対応 “SRMASTER”ポータブルレコーダー『SR-R1』『SR-R3』『SR-R4』 発売中止
※詳細については下記をご覧下さい。
http://www.sony.jp/professional/News/info/pb20111103.html
-“SRMemory”対応”SRMASTER”データトランスファーユニット『SRPC-5』
-プロフェッショナルディスク対応ライブラリー『XDJ-1000』
-プロフェッショナルディスク対応、新開発デュアルチャンネルヘッドシステム搭載
XDCAMドライブ『PDW-U2』
-デジタルシネマカムコーダー『PMW-F3』の別売りオプション、レンズラインナップ拡充:
RGB & S-LOG出力オプション、3D-LINKオプション、広角ズームレンズ、
高倍率電動ズームレンズ
-マルチイメージプロセッサー『MPE-200』対応のアプリケーションソフトウェア拡充:
バーチャルカメラソリューションソフトウェア『MPES-VC01』
3Dクオリティーコントロールソフトウェア『MPES-3DQC1』
-マルチフォーマットプロダクションスイッチャー 『MVS-7000X』
-カメラシステム・マネージメントソフトウェア『HZC-CSM10』
-HDデジタルマルチコアカメラシステム 『HXC-D70シリーズ』
-マルチフォーマットコンパクトスイッチャー『MCS-8M』
-25型・17型業務用有機ELピクチャーモニター『PVM-2541』『PVM-1741』
-15型液晶モニター『LMD-1510W』
フルHDをはるかに超える高解像度に対応した“Beyond HD”を実現する技術と製品を展示します。
ソニーは、映画やスポーツなど様々な映像制作へ“Beyond HD”の世界を広げていきます。
■新開発8K CMOSイメージセンサー搭載 CineAltaカメラ「F65」※
「F65」で撮影された画像を4K“SXRD”デジタルシネマプロジェクター「SRX-R320」で上映し、"Beyond HD"の美しさ、高解像度リアリティの世界をご覧頂きます。 ※「F65」はモックアップを展示します。
■3D制作
デジタルシネマカムコーダー「PMW-F3」の3D-LINKオプション機能を、3Dリグメーカーと共同で展示するなど、リグを用いた本格的な3D制作ソリューションから、機動力が求められる現場でも3D撮影を実現する3Dショルダーカムコーダー「PMW-TD300」、NXCAMシリーズのコンパクトな3D HDカムコーダー「HXR-NX3D1J」まで多様な3D撮影スタイルを提案します。
さらに、マルチイメージプロセッサー「MPE-200」に対応し、3D制作の幅を広げるアプリケーションソフトウェアを拡充しました。スポーツ中継をはじめとした3D制作に欠かせない、マルチフォーマットプロダクションスイッチャー「MVS-8000X」のバージョンアップ、DME(画像効果)オプションを内蔵した「MVS-7000X」も新たに加わり、選択肢がさらに広がります。
ハイエンド映像制作でデファクトスタンダードである“HDCAM-SR”制作ワークフローに新開発“SRMemory”に対応した“SRMASTER”製品群が加わりました。従来の HD制作を基軸に、3Dや4K、 さらにはその先を見据えた高付加価値映像制作と、高速で効率的なファイルベースワークフローを実現する次世代ストレージ製品群が登場します。テープとメモリー双方の長所に、定評のある SR圧縮ファイルを組み合わせた制作環境で、撮影から記録、アーカイブまでトータルワークフローを構築できます。他社製ノンリニア編集ソフトウェアとのコラボレーションも広がり、NABでは多彩なソリューションを紹介します。
ソニーは独自に開発した35mmイメージセンサーを搭載したラインナップを拡充します。
スーパー35mm相当単板CCDを搭載したデジタルシネマカメラ「F35」、HDCAM-SRカムコーダー「SRW-9000PL」に加えて、新開発スーパー35mm相当“Exmor”Super 35 CMOSイメージセンサーを搭載したデジタルシネマカムコーダー「PMW-F3」、さらにNXCAMシリーズからも「NEX-FS100J」がラインナップに加わります。「PMW-F3」は、別売りオプションおよびレンズラインナップも拡充しました。
映像の取り込みから、編集、送出、アーカイブまで制作ワークフローにおける各プロセスや、既にお客様がお持ちのシステムを繋ぎ、社内業務システムとの連携を可能にする“Media Backbone”。そのコアとなる「Media Backbone Conductor」はファイルベース化が加速する欧米を中心に、採用事例を紹介します。
また、ニュース制作ワークフローの「Media Backbone Sonaps」、コンテンツマネジメントサーバー「Media Backbone HDXchange」はバージョンアップにより他社製ノンリニア編集ソフトウェアとの接続性が拡大したほか、システム構築の柔軟性が高まりました。
一方、企業・教育機関・医療・官公庁などで課題となっている映像コンテンツの活用・配信に対しては、コンテンツ管理配信システム“OPSIGATE”を提案します。カメラ等から映像コンテンツを取り込み、管理し、パソコンやモバイル機器、テレビなど視聴端末への配信までシームレスに実現します。
“Media Backbone”と“OPSIGATE”、ふたつのシステムソリューションを中心にソニーはお客様の課題解決を図ります。
青紫色レーザー技術を採用したプロフェッショナルディスクシステム“XDCAM”シリーズ、およびExpressCard™規格に準拠した「“SxS(エス・バイ・エス)”メモリーカード」対応の“XDCAM EX”シリーズは、2003年の“XDCAM”シリーズの発売以来、合わせて全世界で約180,000台(2011年3月末時点)を出荷しました。
ソニーはプロフェッショナルディスクの多層化を促進し、それに対応した次世代ドライブ 『PDW-U2』を開発しました。シェルフアーカイブマネジメントシステム“XDCAM Archive”、プロフェッショナルディスク対応ライブラリー『XDJ-1000』を導入し、プロフェッショナルディスクをアーカイブ用途へ展開します。加えて、ディスクとメモリーのハイブリッド運用を促進するプロフェッショナルメディアステーション『XDSシリーズ』、さらにWiFiアダプター『CBK-WA01』によるワークフローソリューション“XMPilot”を用いたメタデータオペレーションを展示します。
また、業務用としては初めての防塵防滴カムコーダー「HXR-NX70」は、機動力のあるフィールド取材を可能にします。
放送・制作用HDカメラ HDC-1000シリーズは、2005年の発売以来全世界で約10,000台(2011年3月末)を出荷しました。スポーツ中継、スタジオ撮影などあらゆるライブ制作に採用頂いています。
NABでは、PCアプリケーションソフトウェア「HZC-CSM10」を導入し、マルチカメラシステムの統合管理、
改善を提案します。
一方で、音楽やスポーツ、企業・教育関係など各種イベントで、簡便なHDシステムを活用したライブ制作への需要が高まっています。これらの要望に応えるよう、HDデジタルマルチコアカメラシステム「HXC-D70シリーズ」、マルチフォーマットスイッチャー「DFS-900M」マルチフォーマットコンパクトスイッチャー「MCS-8M」、15型液晶モニター「LMD-1510W」を導入します。これらの組み合わせにより高いコストパフォーマンスでシステムアップできるHDライブ制作ソリューションを提案します。
業務用液晶モニターは、2001年の発売以来、全世界で310,000台を出荷(2011年3月末時点)しました。
ソニーは、7.4型業務用有機ELモニター「PVM-740」に加えて、2月に発表した有機ELマスターモニター“BVMシリーズ”2機種、25型「BVM-E250」17型「BVM-E170」、さらにNABではピクチャーモニター“PVMシリーズ”2機種、25型「PVM-2541」17型「PVM-1741」を導入し、次世代業務用ディスプレイの本流である有機ELの製品ラインナップ「TRIMASTER EL」を広げていきます。
その他、幅広いカメララインアップ、デジタルワイヤレスマイクロホンなどのオーディオ製品群も展示します。
さらに、ソニーブース内にSony Creative Softwareのコーナーを設け、「Vegas Pro 10」をはじめとするノンリニア編集ソフトウェアを多数紹介します。
【NAB Show 2011】
-会期: 2011年4月11日(月)~14日(木) (www.nabshow.com)
-場所: LAS VEGAS Convention Center (LAS VEGAS, Nevada USA)
-ソニーブース: Booth No.C11001, Central Hall内C-5エリア