報道資料
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2011年4月26日
~伸長を続けるPC市場に向けてはVAIOを強化~
ソニーは、様々なハードウェア、ソフトウェア、ネットワークを融合でき、優れた操作性などで快適なエンタテインメント体験を提供するタブレット端末“Sony Tablet”(ソニータブレット)を発表します。“Sony Tablet”は、「リッチ メディア エンタテインメント」を提供するS1(コードネーム)と、「モバイル コミュニケーション エンタテインメント」を楽しめるS2(コードネーム)の2機種を展開します。両機種ともに、2011年秋以降に順次、全世界で発売を開始する予定です。
“Sony Tablet”は、タブレット端末向けに最適化したグーグル社の最新の“アンドロイド3.0”を採用。WiFiやWAN機能を搭載することで、ウェブブラウジングやメールはもちろんのこと、インターネット上でビデオやゲーム、電子書籍など様々なコンテンツをいつでもどこでも快適に楽しめるような優れた使い勝手を実現しています。
S1は、9.4型の大型ディスプレイを搭載し、大画面上でウェブブラウジングや豊富なサービス、コンテンツを快適に操作、閲覧することが可能です。本体デザインは、重心を片側に寄せた偏重心デザインを採用することで、手にしたときの軽量感と安定したホールド感を実現し、長時間使用での快適性を追求しています。
S2は、5.5型ディスプレイをダブルで搭載し、折りたたむことでコンパクトに携帯できるデザインを採用しています。小型化を実現しながら、2つのディスプレイを合わせて使えば大画面の利便性も確保できます。また、1つの画面には映像、もう1つの画面には操作ボタンを表示するなど、2つの画面に別々の機能を表示することも可能で、従来のタブレット端末とは異なる閲覧性と操作性を実現しています。
業務執行役員 SVP 兼 コンスーマープロダクツ&サービスグループ デピュティプレジデントの鈴木国正は、「“Sony Tablet”は、クラウド時代のネットワークサービスを自在に楽しめる新しいエンタテインメント体験を提供します。そして、私たちは、“Sony Tablet”が加わった
コンスーマーハードウェア群と様々なソフトウェア、ネットワークを融合させて楽しむ新しいライフスタイルを創造してまいります。」と述べています。
グーグルのモバイル担当 上級副社長 アンディ・ルービン氏は、「アンドロイド3.0は、大画面を採用するモバイル端末、特にタブレットに向けて開発し、新しい次元のユーザーインターフェースを搭載した新アンドロイドプラットフォームです。“Sony Tablet”の登場が、ユーザーが待ち望むアプリケーションの開発やネットワークサービスの発展を、さらに加速させていく期待感に興奮しています。」と述べています。
なお、モバイルコンピューティングのカテゴリーでは、高い生産性を実現する従来のPCも安定して成長する見込みで、特に今後は新興国市場の伸びに期待をしています。ソニーは、ますます魅力的なVAIO製品群を開発、導入して、PC市場に新しい使い方を提案していきます。
場所を選ばずネットワーク体験を気軽に楽しめる“Sony Tablet”は、次の特長を持っています。
ソニーは、2010年に、ネットワークサービスプラットフォーム“Qriocity”を立ち上げるなど、着実にサービス事業を拡大しています。また、ソニー・コンピュータエンタテインメントの運営するプレイステーションユーザー向けのネットワークサービス PlayStation®Networkも全世界の登録アカウント数は7,500万を超え(2011年3月20日時点)、サービスの充実を図ってきました。
併せて、これらのネットワークサービスを最大限に楽しむ製品群も続々と発売していく予定です。2011年1月に発表した、ソニー・コンピュータエンタテインメントの次世代携帯型エンタテインメントシステム(コードネーム:NGP)やソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの、「Xperia™ PLAY」に加え、今回ソニーから“Sony Tablet”を発表し、ネットワークサービスとハードウェアの融合による、新しいエンタテインメント体験を提供していきます。
2011年4月に発足したコンスーマープロダクツ&サービスグループは、次世代の革新的な製品群の開発を一層加速させることで、ハードウェアとネットワークサービスの連携をさらに強化し、魅力的な新しいライフスタイルの創造を実現していきます。