報道資料
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2014年1月7日
4K映像視聴体験をハード、コンテンツ両面から拡充
Xperia™ Z1 Compactの世界市場展開と、ライフログ(日常の記録)を活用したスマートウェア体験を推進
ソニーは、米国ネバダ州ラスベガスにて現地時間2014年1月7日(火)より開催される「2014 International CES」(国際家電ショー)において、2014年発売予定の新商品群を紹介します。
展示ブースは、「世界中の人々の好奇心を刺激し感動をもたらす」というソニーのミッションを具現化するユーザー体験の一つである「Play」をテーマに、「Play at FIFA World Cup™」、「Play Music」、「Play Sports」、「Play Game」を含むエリアで構成されています。ブース内には、4K映像視聴体験を拡充する新商品群として、4K対応液晶テレビ ブラビア™や、民生用4Kビデオカメラレコーダー ハンディカム™を展示します。自社のプレミアム映像配信サービスVideo Unlimited 4Kに加えて、インターネットTVサービスのNetflixを含むビジネスパートナーとの協業を通じ、コンテンツ面からも4Kの世界を推進していきます。また、モバイルの領域においては、2014年2月以降、世界市場へ展開するXperia™ Z1 Compactを含むXperiaスマートフォンに加え、日常の活動履歴を活用した新しいスマートウェア体験を実現する商品として、リストバンド型のスマートウェア商品を紹介します。
参考展示としては、最新の動画圧縮規格H.265/HEVC(High Efficiency Video Coding)に新たに対応し、高解像度の4Kコンテンツを快適に視聴できる次世代4Kメディアプレーヤーおよび、迫力ある仮想大画面で楽しめるヘッドマウントディスプレイの後部に装着し、より臨場感のあるインタラクティブな視聴体験を提供する専用センサー、ヘッドトラッカーを紹介します。また、テニスラケットの動きやボールの状態をタイムリーに分析し、スマートフォン上で可視化することで、テニスの楽しみをさらに広げるラケット装着型のテニスセンサーも併せて展示します。
展示ブースの一般公開に先立ち、現地時間1月6日(月)に開催した記者会見において、以下の内容を披露しました。
4K対応ブラビアの新たなラインアップとして、85V型から49V型までの3シリーズ9機種を発売します。光の輝きを忠実に再現する新技術、X-tended Dynamic Range® PROを新たに採用し、4K対応超解像エンジン、広色域、高輝度・高コントラストにより、高精細で臨場感あふれる映像体験を提供します。HEVC対応デコーダー内蔵により4K/60pコンテンツの再生が可能なほか、HDMI 2.0、MHL 3.0対応により、モバイル機器等からの幅広い4Kコンテンツ入力が可能です。
また、現行機比約1/4※1の小型サイズを実現した民生用4Kビデオカメラレコーダー ハンディカムの新商品は、大型1.0型有効約1420万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサー Exmor R®(エクスモアアール)と新世代の画像処理エンジンBIONZ X™(ビオンズエックス)、最大広角29mmのZEISS(ツァイス)バリオ・ゾナーT*(ティースター)レンズを搭載しています。見たままの質感を保った高精細で遠近感のある描写が可能です。撮影した映像は、ブラビア等の4Kテレビでの鑑賞に加えて、フルHDテレビにおいても存分にお楽しみいただけます。撮影した4K映像※2をフルHDにダウンコンバートし、4Kハンディカムならではの高画質な映像を実現する4Kサンプリング フルハイビジョン再生と、4K映像から自由に範囲設定した2K映像を切り出して、フルHDテレビで鑑賞できるトリミング再生に対応します。※3
4Kコンテンツについては、昨年9月に米国で開始したVideo Unlimited 4Kに新作の映画や人気のテレビドラマを追加し、そのライブラリーは全140タイトル※4以上に達しています。また、4K対応ブラビアで4K写真が再生できるソニー独自の写真・動画クラウドサービスPlayMemories Onlineの展開エリアを2014年1月以降、27ヶ国・地域に順次拡大します。さらに、インターネットTVサービスのNetflixやYouTube™、オンラインフォトコミュニティサイトの500px等のビジネスパートナーとの協業を推進し、ご家庭に届く4Kの世界を拡げていきます。
業務用映像制作の領域では、ソニーは撮影からビューイングまで一貫した4Kライブ制作・視聴環境を構築しています。2014 FIFA World Cupブラジル大会での決勝戦では、ソニーが4K撮影の技術支援を行います。
ソニーは、民生用、業務用の領域において、撮影から編集、配信からご家庭での視聴までトータルに展開するソニーならではの4K映像視聴体験を、ハードウェアおよびコンテンツの両面から推進していきます。
日本において株式会社NTTドコモより2013年12月に発売されたXperia Z1fをXperia Z1 Compactとして2014年2月以降、世界各国へ展開します。加えて、デジタルカメラやディスプレイ等の最先端技術を搭載し、ソニーの総合力を結集した2013年秋より発売中のXperia Z1をXperia Z1Sとして、米国通信会社のT-Mobileより、1月から米国で発売します。
また、センシング技術を搭載し、スマートフォンと組み合わせて使うことで、日常の活動を記録できるスマートウェア商品群を新たに展開します。その第一弾として、日々の行動を記録できるリストバンド型のスマートウェア商品を導入します。同商品は、加速度センサー等の搭載により、スマートフォンと連携しながら、歩数や移動した距離等を記録することができます。新しく開発したLifelog(ライフログ)アプリケーション上で、記録した履歴を活用することで、過去から現在にわたるユーザーの行動パターンの発見や、未来のコミュニケーションや行動のきっかけになる情報を提供します。さらに本体(センサー部分)をリストバンドから着脱することが可能で、ユーザーは他の装着スタイルで活動を記録することができます。
ソニーは、スマートウェア商品やスマートフォンを使って、歩数、音楽、写真、通話等の、日常の様々な活動をLifelogアプリケーション上で記録することで、生活をより楽しく便利にするスマートウェア体験を推進します。
※米国市場向けの各商品発表文の原文(英文のみ)は、URL:http://blog.sony.com/press/をご参照ください。
85V型から49V型までの3シリーズ9機種をラインアップ。高画質を追求したフラッグシップモデル『X9500Bシリーズ』は、光の輝きを忠実に再現する新技術、X-tended Dynamic Range PROを新たに搭載し高輝度・高コントラストを実現。また、設置性と音質を追求した新しい構造、Wedgeを採用した『X9000Bシリーズ』も発売。低重心構造でスタンドを小型化するとともに、くさび型の筐体内に大容量スピーカーボックスを確保。磁性流体スピーカーを搭載し、高音質を実現したオールインワンモデルです。
『FDR-AX100』は、現行機比約1/4※1という小型ボディに、大型1.0型有効約1420万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサー Exmor Rと新世代の画像処理エンジンBIONZ X、最大広角29mmのZEISSバリオ・ゾナーTレンズを搭載し、見たままの質感を保った高精細で遠近感のある描写を可能にします。本機は、プロフェッショナル用に開発したXAVC®フォーマットを民生用に拡張したXAVC Sを採用し、4K※5/30P※6画像の長時間撮影や、HD 50Mbpsのハイビットレート撮影※7を実現します。
Video Unlimited 4K利用時の再生ビットレートは最高100Mbpsとしており、ダウンロードならではの安定した高画質を楽しめます。H.264/MPEG-4 AVC(Advanced Video Coding)に加え、HEVC対応デコーダーを新たに内蔵し、今後想定される4K/60pコンテンツやストリーミングサービスなどを楽しめます。XAVC Sデコーダーも搭載し、4K対応民生用ビデオカメラレコーダー ハンディカムで撮影した4Kコンテンツを内蔵HDDに保存して、4K対応テレビに接続して再生できます。
Xperia Z1 Compactは、持ちやすい横幅約65mmの手の平サイズのボディに、ソニーの総合力を結集しました。2070万画素カメラやユニークなカメラアプリケーション、幅広い色再現領域を持ち、豊かで自然な色や、繊細な色の違いを鮮やかに描き出すトリルミナス®ディスプレイ for mobileなどの最先端技術を搭載しました。米国で展開するXperia Z1Sは、ソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション 4」と連携したゲームプレイ等が楽しめる携帯型端末専用アプリケーションPlayStation®Appを初めて標準搭載したAndroidスマートフォンです。
加速度センサー等を搭載し、スマートフォンとの連携により、歩数や移動した距離などの活動を記録することができます。また、振動による着信の通知など、リストバンド型ならではの機能を搭載しています。さらに同商品は、本体(センサー部分)をリストバンドから着脱することが可能で、ユーザーは他の装着スタイルで活動を記録することができます。
従来のノートPCの使い勝手はそのままに、液晶を裏返すことでタブレット用途としても使えるVAIO® Fit 15A/14A/13Aのラインアップに、11型液晶ディスプレイ搭載モデルVAIO Fit 11Aを追加します。本機は、最薄部約16.5mm、重さ約1.28kgの形状と約8時間のバッテリー駆動を実現し、ご自宅だけでなく、外出先での幅広いシーンで快適にご利用いただけます。加えて、VAIO独自の共通アプリケーションを搭載し、よりクリエイティブかつ生産的な作業を実現します。
AVCHDデジタルハイビジョンハンディカム™
『HDR-CX900』は、XAVC Sの採用によってHD 50Mbpsのハイビットレート撮影に対応します。大型1.0型有効約1420万画素のExmor R CMOSイメージセンサーやBIONZ Xを搭載し、暗所でも明るく、美しいぼけのある映像表現が楽しめます。『HDR-PJ810』『HDR-PJ540』は、広角端から望遠端まで手ブレ補正幅を従来機比約13倍※8と飛躍的に高める独自技術を採用した空間光学手ブレ補正機能を搭載。『HDR-PJ340』『HDR-CX330』は、広角撮影時の手ブレ補正幅を従来機比約13倍※8に高める光学式手ブレ補正機能、インテリジェントアクティブモードを搭載しています。『HDR-PJ810』は内蔵プロジェクターの輝度を最大50ルーメンにまで高めました。
『HDR-AS100V』は、有効約1350万画素数の裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor R、エンジンBIONZ X、本機に最適な高コントラストで色鮮やかな映像を実現するZEISSテッサーレンズにより、高画質撮影のためのキーデバイスの性能を高めました。これにより、動きの速い映像でも滑らかで手ブレを抑えた高精細な高画質撮影を実現しています。新たに防滴性能※9も備えています。
『α5000』は、世界最軽量※10となる重さ約210gの小型ボディに、有効約2010万画素のExmor APS HD CMOSイメージセンサーとBIONZ Xを搭載し、従来比約3倍となる処理速度の高速化と、ノイズ低減および解像感をさらに高めて質感描写力の向上を実現しました。また、Wi-Fi機能とNFC(Near Field Communication:近距離無線通信)を搭載し、写真や動画※11を簡単ワンタッチでスマートフォン※12等に転送できます。
70V型を最大サイズに、X-tended Dynamic RangeやWedge構造を採用したモデルを含む6シリーズ15機種を展開。より使いやすいテレビを目指し新たな視聴スタイル、One-Flick Entertainmentを提案します。映像コンテンツの多様化が進んでいる中、素早い起動、タッチパッド搭載ワンフリックリモコン、新しいUIデザインを組み合わせることで、簡単に素早くコンテンツを楽しめ、様々な機能をシンプルにお使いいただけます。
アーティストが追求する音を忠実に再現し、録音スタジオの息づかいやコンサート会場の空気感までも体感できるハイレゾリューション・オーディオ(以下、ハイレゾ)商品群として13機種を発売。PCオーディオや単品スピーカーの組み合わせに加え、5.1chホームシアターシステムやコンパクトなワイヤレススピーカー等の、お好みのリスニングスタイルに合わせた幅広いラインアップを提案します。既存の音源もハイレゾ相当※13の音質にアップスケールする独自技術DSEE HX™により、高品位な音楽を身近に体感いただけます。
テレビ、映画、音楽の音を、より臨場感あるサラウンドで楽しめる、リビングの設置環境にも配慮したデザインのモデルを5機種発表。高さ5cmの薄型サウンドバー『HT‐CT770』『HT‐CT370』に加え、テレビの下に設置可能※14な台座形状で、1つのシステムにサブウーファーを内蔵した『HT‐XT1』を展開します。5.1chホームシアターシステム『BDV-N7200W』『BDV-N9200W』は、ブルーレイディスク™等の再生、ハイレゾ音源の再生にも対応したモデルです。※15
場所を選ばないコンパクトな本体ながら、スピーカー容量を最大限に確保して高音質を実現した新しいデザインコンセプト、Definitive Outlineを提案する3機種を発売します。ハイレゾ音源再生ができる『SRS-X9』に加え、『SRS-X7』『SRS-X5』は、ClearAudio+™搭載で、複雑な設定なく、より気軽にソニーならではの上質な音をお楽しみいただける、操作性と音にこだわったモデルです。また 『SRS-X9』『SRS-X7』はMusic Unlimited、Pandora、Spotify、radiko.jp、TuneIn RadioといったミュージックサービスをPCを介さずに直接お楽しみいただけます。お手持ちのスマートフォンなど※16で、ソニーのオーディオ機器の音楽再生や、各種設定を簡単にワイヤレスで操作できる新しいアプリケーションSongPal™に対応しており、より快適な音楽体験をサポートします。
1秒未満の高速起動※17により、快適な操作を実現するモデルとして全6機種を発表。Wi-Fi内蔵のモデルでは、モバイル機器と連携して楽しむ機能も進化しました。Miracast™準拠のモバイル機器の画面をテレビの大画面に映し出せる、スクリーンミラーリング機能に新たに対応。上位機種の『BDP-S7200』『BDP-S6200』は、インターネット動画を含む画音質を向上させる機能やBDの映像や低解像度の写真を4K解像度にアップスケールする機能も搭載しています。
映画館クラスの迫力ある仮想大画面で楽しめるヘッドマウントディスプレイ『HMZ-T3W』の後部に装着し、より臨場感のあるインタラクティブな視聴体験を提供する専用センサー、ヘッドトラッカーを展示します。アクションカムで撮影した広角の映像素材を用い、同センサーが感知した情報を、スマートフォン上のアプリに反映することで、頭の動きに合わせて見える景色をそのままヘッドマウントディスプレイの大画面上に映し出すことができます。
ラケット装着型テニスセンサー <参考展示>
スマートフォン上でテニスショットのタイムリーな分析ができ、プレイ後には撮影した動画と組み合わせてプレイ内容を確認できるラケット装着型センサーを参考展示します。ラケットのスイングスピードやボールのスピン、スピードなどのデータを活用し、テニスの上達をサポートするソリューションを提案します。