報道資料
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2016年12月7日
第一弾コンテンツとして「妖怪ウォッチ」シリーズタイトルを発表※
ソニーは、スマートフォンやタブレットにつなげてカードゲーム体験をさらに豊かにする新しいプラットフォーム「Project FIELD」を開発中です。「Project FIELD」は “カード”と“パッド”と“ゲームアプリ”から構成されています。
ソニーは、「Project FIELD」の今後の商品化に向け、さらなる開発を進めてまいります。
「Project FIELD」は、専用パッドとスマートフォンをBluetoothで接続し、パッドの上に専用カードをのせることで、カードの種類や位置、向き、動きを読み取り、スマートフォン等にインストールしたゲームアプリ上へリアルタイムに反映する仕組みです。ゲームの進行やキャラクターの進化など様々な情報をカードへ書き込むこともできます。
例えば、対戦型ゲームでは、カードを様々な方向へスライドさせたり、向きを変えたりすることでスマートフォン上のキャラクターを自在に操作してゲームプレイをお楽しみいただけます。また、育成型ゲームでは、キャラクターの進化をカードに記録できるため、場所を変えてゲームを遊ぶ際もその進化した状態のキャラクターをゲームアプリ上に登場させることができます。このように、カードとゲームアプリが連動し、双方が進化や変化をするという新しいカードゲーム体験を実現します。
ゲーム開発者の皆様向けに、「Project FIELD」で実現するカードゲームの可能性を広げ、新しい遊びの提案を行っていただくため、専用のソフトウェア開発キット(Software Development Kit、以下SDK)の開発も進めており、準備が出来次第配布いたします。
なお、「Project FIELD」の立ち上げに向けては、エンタテインメントのノウハウを有する株式会社フォワードワークス※と協業し、そのコンテンツの拡充を図っていきます。
コンテンツ第一弾は、株式会社フォワードワークスが、株式会社レベルファイブ・株式会社バンダイとの協業により「妖怪ウォッチ」シリーズタイトルを開発しています。
パッドはスマートフォンなどとBluetoothで接続して使用します。カードをパッドの上に置くと、スマートフォンの画面にキャラクターやアイテムなどが出現し、カードの移動や向きを変えることで自在に操作することができます。ゲーム開発者の皆様は、アイデア次第でゲーム内での様々なアクションや効果を表現できます。
カードにはICチップを内蔵しており、パッドに置いてカード内の情報を読み取ることはもちろん、カードへの書き込みにも対応しています。また、カードに紐づくルールや数値は、パッドにカードをのせると自動で判別、計算するので、プレーヤーは難しいルールを覚えることなく単純なカード操作によりゲームが楽しめます。またセキュリティ機能も備えており、カードの偽造などを防止します。
一台のスマートフォンに2台のパッドをつなげて遊ぶこともでき、複数人でのゲームプレイや多くのカードを必要とするゲームなど様々な楽しみ方にも対応可能です。
Project FIELDは、簡単な操作でカードとスマートフォン側のゲームアプリの双方向性を活用した遊びを実現できる新しいプラットフォームであり、ゲームアプリ次第で様々なタイプの遊び方が想定できます。
開発者向けの専用SDKの開発を進めており、準備ができ次第提供していく予定です。