報道資料
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2020年2月3日
ソニー株式会社(以下、ソニー)は、CDPの水資源管理に関する調査において、最高評価である「Aリスト」企業※1に選定されました。2016年度・2017年度に続き、今回が3回目の選定です。
ソニーの事業は、地球環境や社会があってこそ成り立つという認識のもと、持続可能な社会を目指して、環境に対する取り組みを長期視点で継続しています。現在は2050年までに自社の事業活動および製品のライフサイクルを通した「環境負荷ゼロ」達成に向けて、2016年度から2020年度までの環境中期目標「Green Management(グリーンマネジメント)2020」に取り組んでいます。
水資源管理においては、「事業所での水総使用量を5%削減(2015年度比)」達成に向けて、国内外の事業所で地域の水資源への影響を鑑み、排水リサイクルを推進するなど、積極的に活動を行っています。また、半導体の製造工程で大量の水を使用するソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社熊本テクノロジーセンターでは、「地下水涵養※2」を通じて地域の地下水の保全を行っており、生物多様性保全の先進事例として評価※3されています。
さらに、自社活動のみにとどまらず、主要な製造委託先に対し水使用量の把握および原単位で年1%の削減なども求めており、今回の「Aリスト」選定はこうした取引先にまでスコープを広げた取り組みが評価されたものと考えています。
ソニーは今後も「Green Management 2020」目標達成、及び長期的な「環境負荷ゼロ」の実現を目指して、サプライチェーン全体での環境負荷低減活動や環境に配慮した製品・サービスの創出に取り組み、持続可能なより良い社会の実現に向けた事業活動を推進してまいります。
CDP(シーディーピー)は、2000年に英国で発足した非営利団体(NPO)で、各国投資家等の支援を受けて運営されており、民間企業を対象とした気候変動や水資源管理の調査を実施し、その結果を公表しています。本年度の調査は、運用資産総額が96兆米ドルに達する525社を超える機関投資家を代表して実施され、全世界で8,400社以上が対象になっています。
2019年度のCDPの気候変動に関する調査においても、最高評価である「Aリスト」企業に国内で初めて5年連続で選定されました。詳細はこちらをご覧ください。