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報道資料
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2020年2月20日

UNOPSとソニーがイノベーション領域における協業契約を締結

国連プロジェクト・サービス機関
ソニー株式会社

国連プロジェクト・サービス機関(以下、UNOPS)とソニー株式会社(以下、ソニー)は、イノベーション領域における協業契約を締結しました。

UNOPSとイノベーション領域における協業契約を締結した企業はソニーが世界初となります。

本協業において、UNOPSとソニーは、UNOPSが募集する持続可能な開発目標(SDGs)に取り組むスタートアップやテクノロジー企業の選定を共同で行います。選定に関しては、ソニーのスタートアップの創出と事業運営を支援する「Sony Startup Acceleration Program(ソニー・スタートアップ・アクセラレーションプログラム、以下SSAP)」の知見やノウハウを活用します。選定されたスタートアップや企業は、SSAPを通じて、アイデア創りから商品化、事業運営、販売・事業拡大まで様々な支援を受けられます。また、ソニーとUNOPSは、ワークショップの共催や相互参加など、さまざまな形で協業を行います。

UNOPSは、平和構築や人道支援、開発活動をより効果的に国連やパートナーが進められるよう、SDGs上の課題解決に取り組むスタートアップを集め、育成することに取り組んでいます。一方、ソニーは、これまでSSAPを通じてスタートアップの創出と事業運営の支援を数多く行い、社内外で成果を挙げてきました。
UNOPSとソニーは、UNOPSのプロジェクトに参画するスタートアップの事業が持続的に成長していけるよう、互いのアセットや知見、ノウハウを活用して支援するため、今回協業するに至りました。世の中に新たな価値を生み出すスタートアップの創出と事業運営を支援することで、様々なSDGs上の課題解決に継続的に取り組み、持続可能な社会の発展に貢献してまいります。

今後、UNOPSとソニーは、イノベーション領域に限らず、幅広い領域での協業も検討してまいります。

UNOPS事務局長 グレタ・ファレモからのコメント

UNOPSは、世界最大の課題への取り組みを支援することに全力を注いでいます。貧困の撲滅、格差の削減、気候危機への取り組みを含む、持続可能な開発目標の実現に向けて真の進歩を遂げるために、イノベーションやテクノロジー、そして慣習にとらわれることない官民の新しいパートナーシップのすべてが必要となります。

ソニー Startup Acceleration部門 副部門長 小田島 伸至からのコメント

SSAPは、スタートアップの創出と事業運営を支援するソニーのプログラムとして、世の中に新しい価値を生み出し続け、豊かな社会を創ることを目的に活動しています。UNOPSとの協業を通じて、より多くの社会起業家を支援することで、社会課題の解決を促していきます。あらゆる人の発想を実現させ、持続可能で豊かな社会の創出に邁進してまいります。

UNOPSとは

United Nations Office for Project Services、国連プロジェクト・サービス機関。コペンハーゲンに本部を置く、プロジェクト実施に特化した国連機関。UNOPSは他の国連機関、国際開発金融機関、援助国及び被援助国政府等からの依頼に基づき援助事業のプロジェクト推進を行う。

Sony Startup Acceleration Program(SSAP)とは

2014年、ソニーのスタートアップの創出と事業運営を支援する「Seed Acceleration Program(シード・アクセラレーション・プログラム/SAP)」として開始。アイデア出しから事業運営、販売、アライアンス・事業拡大に至るまで総合的に支援する仕組みを整備。これまでに国内外で社内を中心に750件の新規事業案件を審査し34件を育成、14の事業立ち上げを通じて培ってきた経験やノウハウを、スタートアップ支援サービスとして社外にも提供。2018年12月より、ソニー本社オフィス内に、社外の新規事業プロジェクトが入居可能な専用スペースが設置されるなど、社外との連携を強化。2019年2月20日より、名称を「Sony Startup Acceleration Program(SSAP)」に変更。

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