報道資料
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2020年7月9日
株式会社ソニー・グローバルエデュケーション
株式会社ソニー・グローバルエデュケーション(代表取締役社長:礒津政明)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けている子どもたちや学校、教育関係者への支援策として、日本と中国、アメリカの教育関連団体への寄付やロボット・プログラミング教材KOOV®※1の寄贈等をNPOや自治体と連携して実施します。
この支援に係る費用は、新型コロナウイルスの影響を受けている方々のためにソニー株式会社が4月に立ち上げた「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」から拠出されます。
日本では、特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクールにKOOVキット50台の無償提供と教育活動のための資金を寄付します。KOOVを活用したオンラインでのプログラミング体験ワークショップや、KOOVによるロボットの動画作品を制作・発表するオンラインイベントも実施します。また、青森市教育委員会、武蔵野線沿線美術教育実践学習会「び会」(東京都)をはじめとする機関へKOOVと授業で活用できる機材類を併せて無償提供し、傘下の学校でのプログラミング教育導入を支援します。
中国では、ソニーチャイナ(索尼(中国)有限公司)から、NPO中华少年儿童慈善救助基金会を通じてKOOVを5歳から10歳の子どもたち200人に無償で提供します。KOOVを受け取った子どもたちは、ソニーチャイナの協力塾からオンラインでプログラミング授業を計11回受講することができます。協力する塾の活動のための資金の支援やオンライン教育のインフラ構築、教材支援等も行います。
米国では、ソニー米国法人Sony Electronics Inc.から、KOOV Academy Programとして、カリフォルニア州サンディエゴ学区の教育を担当するSan Diego County Office of Education、NPO法人のClassroom of the Future Foundation 、NYSCATE (The New York State Association for Computers and Technologies in Education)等を通じて約200人以上の教育者へKOOVとそのトレーニングを無償提供します。同時に、子どもたちにSTEAM※2分野への興味と関心を抱いてもらう機会創出のため、ソニーの各分野で活躍するプロフェッショナルとオンラインで交流することができるSTEAMWEEK活動を主宰します。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のように、世界規模で直面する課題に対して、科学技術による貢献は今後益々大きくなるものと考えます。広大な教育分野において理系教育は重要な領域ですが、今後は領域を超えた課題解決も求められます。これからの世界をより良い方向変えていくためには、価値観の多様性を理解し、自発的に学び、創造的にふるまい、積極的に行動する人材を育てるためのSTEAM教育が重要となります。ソニー・グローバルエデュケーションは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けている子どもたちや学校、教育関係者への支援を通じ、子どもたちにプログラミング教育、STEAM教育の機会を提供し、困難な状況下でも創造的思考や好奇心、探求心を育み続けることを支援します。