ソニー株式会社（以下、「ソニー」）は、2020年5月19日に実施した経営方針説明会において発表し、同日付「ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社株券等（証券コード8729）に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」でお知らせしたとおり、金融事業に対する経営力をさらに強化し、ソニーグループ全体の企業価値向上につなげるため、ソニーが約65％の株式を保有している金融事業の持株会社であるソニーフィナンシャルホールディングス株式会社（以下、「SFH」）の完全子会社化に向けて、同社株券等に対する公開買付けを実施いたしました。

その後、公開買付けの結果を受けて、2020年7月14日付「ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社株券等（証券コード8729）に対する公開買付けの結果に関するお知らせ」でお知らせしたとおり、SFHの普通株式の全てを取得することを目的とした手続を実施しておりましたが、本日付で当該手続に基づく株式取得の効力が発生し、SFHはソニーの完全子会社となりましたので、お知らせします。

金融事業は、ソニーグループにおいてエレクトロニクス及びエンタテインメントと並ぶコア事業であり、長期的な成長戦略の一翼を担う事業です。本年6月にSFHの新たな代表取締役社長 兼 CEOとして就任した岡昌志のもと、金融各事業の強化に取り組むとともに、ソニーのテクノロジーの活用やグループ内協業などを通じた、ソニーグループならではの顧客価値創出にも取り組んでまいります。

以上