報道資料
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2020年9月30日
放送業務用分野を中心としたIP・クラウドベースの統合リモート映像制作を強化
ソニー株式会社
ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社
ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社(以下、ソニー)は、株式譲渡契約に基づき2019年7月に部分出資したNevion AS(以下、ネヴィオン社)を、追加出資により買収し、子会社化します。ソニーは、同社の子会社化により、放送業務用分野を中心としたIP(Internet Protocol)・クラウドベースでの統合的なリモート映像制作ソリューションを強化します。
ソニーは、2010年頃より、IPベースの映像制作ソリューションを業界に先駆けて提案してきました。放送業務用分野等の映像制作効率の最大化のため、スタジオ間のみならず遠隔地とも機材をリアルタイムに共有でき、人員派遣も最小化することができるリモート映像制作の需要は、近年増加傾向にあります。昨今の新型コロナウイルス感染症の流行により、その需要はさらに加速しており、ローカル(オンプレミス)およびクラウドでの処理を組み合わせたワークフローが、映像制作業界における事業継続計画(BCP)の新たな標準になっています。
ソニーは、2019年6月にネヴィオン社と戦略的協業体制を構築し、ソリューションの共同提案を進めてきました。今回の子会社化により、ソニーはネヴィオン社との協業を一層深め、統合的なリモート映像制作ソリューションの提案を強化していきます。
ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社 メディア事業担当VP 喜多幹夫のコメント
「ソニーは、常にお客さまの声を聴き、お客さまの期待を超える技術開発を推進してきました。今回の子会社化により、重点事業領域の一つとして注力してきたIP・クラウドベースの映像制作ソリューションを強化します。ソニーグループは、リアリティ、リアルタイム、リモートを極めるソリューションによる価値提供に努めています。ネヴィオン社の技術力および知見を組み込むことで、さらに高度で統合的なリモート映像制作ソリューションをお客さまに提供していきます。」